見えぬ終着点…長男巡って対立の福原愛さんと江宏傑氏 “声明ラリー”が止まらない

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8/1(火) 17:38配信
スポニチアネックス

江宏傑氏(左)と福原愛さん

 卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さんと、元夫で16年リオデジャネイロ五輪台湾代表の江宏傑氏が長男を巡って全面対決となっている問題は、“声明ラリー”が続き終着点が見えない状況に陥っている。

【写真】7月27日の会見で、江宏傑氏は憔悴した表情を浮かべる

 7月27日に江氏が都内で緊急会見する情報が流れると、福原さんサイドは福原さんのSNSに「新竹地方裁判所の裁判官は2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示しています。江宏傑氏には、裁判官の要求に違反しないよう強く求めます」との文書を投稿。同日午後3時の会見直前にも、「誘拐等の刑事事件は全くありません。また、そのような刑事事件に当たる事実も全くありません」とけん制の声明を発表した。

 27日の会見。江氏は、福原さんが台湾から長男を日本に連れて行った後、連絡が取れなくなっており、江さん側へ引き渡すよう東京家裁の決定が出たことを明かし、「早く子供に会いたい。早くお姉ちゃんに会わせたい」と涙ながらに訴え、既に強制執行の申し立ても行い、進展次第では未成年者誘拐罪で告訴する可能性も示した。

 その後、福原さんサイドは再び声明を発表。「子どもを最前線に立たせることは、法廷審理中の台湾の裁判官の命令に全く反しており、台湾の『児童及び青少年の権益の福祉及び保護に関する法律』の重大な違反です。台湾の事件と日本の事件は、同じ事実関係を前提にしており、密接に関連しています」などと主張した。

 すると、今度は江氏のインスタグラムのストーリーズで声明を発表。「江宏傑さんと福原愛さんとの間の日本における紛争については、日本の裁判所が既に公正な審判を下しました。福原愛さんが日本の司法を尊重順守し、本件を早期に収束させることを願っています」「福原愛さんが言及した双方の台湾の件については、今回開催した記者会見とは関係がなく、公開する必要がないにもかかわらず、福原愛さんは、それに言及しました。福原愛さんには、台湾の司法を尊重し、台湾の司法手続きの関連事項を公開しないよう求めます」とつづった。

 そして、会見から5日となった8月1日、福原さんサイドは超長文の声明を発表。「福原愛さんはもとより、小職ら福原愛さんの代理人弁護士も、日本の法律にも台湾の法律にも粛々と従う所存です」などとつづった上で、江氏サイドの大渕愛子弁護士の発言を批判。「福原さんを社会的に葬ろうしているように見受けられます」とし、「今回の記者会見により、福原愛さんとお子さんに対して、メディアによる深刻な人権侵害、恣意的な社会的制裁が発生しております。このような重大な人権侵害は見過ごすわけにはまいりません」「誠実で公正な話し合いは、信頼関係を基盤として成り立ちます。まずはお互いの信頼関係の回復が最も重要だと思われます」と結んだ。

 江氏と福原さんはリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年7月に離婚を発表した際には、2人の子供の親権について離婚後も父母双方が親権を持つ「共同親権」となると説明していた。

9か月前