「長男連れ去り騒動」福原愛は大ダメージ…元夫が「有名弁護士」伴い〝仕掛けた〟告発会見の「戦略性」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8077bc9f103e4bf6d0d9ded0daa1b54275ada0f

7/31(月) 17:00配信
FRIDAY

テレビ出演で有名な大渕愛子弁護士を伴い、記者会見に臨んだ福原愛の元夫・ 江宏傑氏

「そういえば、そんなことあったね。まだ揉めてたの……?」

こんな感想を持った人は多いだろう。

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7月27日、福原愛の元夫である江宏傑氏が都内の日本外国特派員協会で緊急記者会見を開き、日本の裁判所の審判に基づき、福原さんに対し長男を返還するよう訴えた。

福原・江夫妻の離婚が成立したのは’21年のことだった。だが離婚はすんなりと成立したわけではなく、そこに行きつくまでに江氏のモラハラ疑惑や福原の不倫が週刊誌に取り上げられて、泥沼の離婚騒動が起きたのは記憶に新しい。

離婚成立後にふたりが連名で発表したコメントには、

《私共の子供達については、共同親権となります》

とあった。『共同親権』とは読んで字のごとく、母親と父親の双方に親権があるということなのだが、これが問題をややこしくしているようなのだ。

昨年7月、福原が長男を日本に連れ去って連絡がつかないと、江氏がSNSに投稿して話題となった。福原は否定したが、その後は何も報じられることがなかったので、解決したのだろうと思っていたが、今回の会見で、問題が解決していないことが明らかになった。

しかも、江氏は日本の裁判所に訴え出ていて、会見では東京家裁が福原に対し子供の引き渡しを命じる「保全命令」を出したことが明らかなった。さらに応じない場合には、刑事告訴に踏み切る可能性も示唆している。

福原サイドも黙ってはいない。

福原の代理人弁護士は彼女の公式SNSで、

《江氏の申し立ては一方的な主張に基づいていますし、日本国内の司法の手続きは未確定であり、さらなる審理を期しています。残念ながら、本日の江氏の記者会見は、子供を守る配慮に欠けていました》

と反論。さらに、

《裁判官は2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示しています。江宏傑氏には、裁判官の要求に違反しないよう強く求めます》

と、抗議した。

何やらドロ沼化しそうな気配が漂い始めたが、この騒動をテレビ各局が、しかも通常のニュースで取り上げていたのには驚いた人も多い。福原が国民的スポーツ選手だったからということも考えられるが、これは江氏の〝戦略〟ではないかと言うのは、ワイドショーのプロデューサーだ。

「前回、SNSの発信だけでは効果がなかったので、裁判所の命令が出ただけでは、問題が解決しないと考えたのではないでしょうか。日本のメディアを使って、裁判所の命令を公表することで福原さんを追い詰めようと。しかしただ記者会見しただけでは、ネットニュースかせいぜいワイドショーしか取り上げませんが、日本外国特派員協会で会見を開くことで、報じるメディアも多くなります。

しかも江さんの代理人はあの大渕愛子弁護士。テレビ出演も多く、ご主人が俳優の金山一彦さんという有名弁護士だけに注目度もより高くなると考えられます」

それだけではない。会見で涙ながらに訴える江氏は以前に比べてやつれたように見え、可哀そうだと応援する声も増えている。

また、会見で大渕弁護士からも、

《WTT(ジャパン)のゼネラルマネージャーを務められたり、日本の上場企業の社外取締役、国内外で活躍されている。そういった立場の方がこのような行動をしていいのか、問題提起すべき事項と考えている》

と非難された福原は仕事への影響を心配されている。

「7月19日に、卓球の海外ツアー女子最終戦『ワールドテーブルテニス(WTT)女子ファイナルズ2023』が12月に日本で初めて開催されることが決まって、福原さんがコメントを発表したばかりでしたので、タイミングは最悪と言えます。本来ならこれから年末に向け、積極的に表に出てプロモーション活動をしなければならないはずですが、やりにくくなったのは間違いないです」(スポーツ紙記者)

はたして世間やメディアを味方につけた江氏の作戦勝ちとなるのか。どう決着がつくにせよ、子供たちが不幸になることだけは避けてもらいたい――。

取材・文:佐々木博之(芸能ジャーナリスト)
宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

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