ボルドーからの手紙「サイン拒否で片親親権続く」

お元気でしょうか?

フランス控訴審で共同親権が認められたのが2022年の3月。その後8月に面会や夏休みの長期面会内容が追加され、11月に最高裁に最新要求しない確定が決まりました。

今年の2023年2月に帰国して日本でも共同親権を認めてもらえるのかということをご相談させていただきました。その結果外務省からの返答で外国の裁判の結果であれば認めるという回答が得られて、フランスの日本大使館で手続きを進めていましたところ、親権変更届を記入して提出すれば受理されるとのことでした。条件として相手側(子供たちの母親)のサインが必要とのことで相手にサインを求めましたが、すべて日本語なのでフランス語の法廷翻訳を付けてくれないとサインしないとの事で、自費で法廷翻訳を依頼し、不備がないか大使館にも確認してもらい、再度相手側に依頼しましたが、最終的に理解できない理由で拒否されて、折角共同親権を日本側が認めてくれていたのにサインがないために日本では片親親権のままです。

子供たちは現在17歳と14歳でフランス生活が長くなってしまい、今後日本で生活しないと思います。
私の戸籍には片親親権のままです。何か日本で問題があれば、フランスの判決文を提出しないといけないことになります。17歳の長男は来年親権とは関係なくなります。歯がゆい状態ですが。(2023.7.30ボルドー、内田)

9か月前