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7/28(金) 20:01配信
東スポWEB

メッセンジャー・黒田有

　お笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有が28日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。卓球の元五輪メダリスト・福原愛さんの元夫で元卓球選手の江宏傑氏が、日本外国特派員協会で会見を行ったことについてコメントした。

　江氏は会見で昨年7月に福原さんが〝連れ去った〟長男について、東京家庭裁判所が福原さんに引き渡しを命じたことを告白。さらに裁判所から緊急性を要する保全命令が出されたにもかかわらず、福原氏が引き渡し命令に従わず、今後も応じる意思がないとして、強制執行の申し立てを行ったことも明かした。

　黒田はこの会見について「なぜ（面会交流で長男を福原さんに引き渡して）1週間後、連絡を絶つ（のか？）。普通文句があるにしても、一回（長男を）返してから、もう一度話し合いなりとかするのを、言ってみれば、何も言わずに（連れて行った）。そこに関しては普通に見ても、ちゃんと返すものを返さないっていうこと自体だけで、福原さんはかなり印象悪いのは、もう当たり前の話やと僕は思うんですけど」と首をかしげた。

　これに離婚問題に詳しい南和行弁護士は「その通りなんです。黒田さんが今おっしゃったように普通の感覚っていうのは、裁判所も結構、重視しまして。現状変更を無理にしたらあかんっていうのは原則なんですね」と指摘。

　続けて「1週間お母さんに会いに日本に行ってるっていうのを、それを返さずにそのままこっちにおらせたっていう、大きな現状変更したのは福原さん側なので、その時点で福原さんは不利だと私は思うんですよ。で、そこで何か解決を目指すのであれば、話し合いの形でできることできないことを整理していくっていうことをすべきだったのに、真っ向から、『私が親権者に1人でなるべきなんや』っていう裁判を起こしたりしたら、これは…」と福原さんの行動に疑問を投げかけた。

　ここで黒田は「親権を福原さん側のほうから、自分にするって申し立てたわけでしょう。この状態で福原愛さんは『もしかしたら日本の法律やったら勝てるかもしれん』ということを踏まえたってことですか？」と質問。

　南弁護士は「そこが難しい法律のマニアックな話なんですけど、日本は離婚の時にどちらかが親権者って必ず決めないといけないし、決まってなかったら離婚できないんですけど、外国は共同親権のまま離婚できるんです。で、その外国で共同親権と認められた事が、じゃあ日本で効力はないかというと、そうではなくて〝フワッと〟日本でも認められるんですよ」と解説。

　その上で「裁判所としては改めて日本の法律だけに従って、福原愛さんだけ、単独で片っぽだけを親権にするっていう判断を求めるケースがあって、それを求められたんだと思うんですね」と分析した。

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