読者の皆さまお力添えください
2023年04月21日 06:00
共同親権に関連した記事を巡り、ニュースサイト「SAKISIRU」を運営する弊社(株式会社ソーシャルラボ)が、神奈川県内在住の女性から、記事で名誉を毀損されたなどとして、490万円の損害賠償請求を求める訴訟を東京地裁に起こされました。提訴は4月7日付です。
該当記事は22年7月、女性と、女性の夫のフランス人男性、ヴィンセント・フィショ氏が親権を争った離婚訴訟の判決について取り上げたリポート「ハンストから1年、東京家裁で男性敗訴。判決は、フランスの逮捕状にも“開き直り”」です。ノンフィクションライターの西牟田靖氏が執筆者でした。西牟田氏も今回弊社とともに訴えられています。
この記事の中で、次のくだりが問題視されました。
この判決で注目したかったのは、フランス政府が、ヴィンセントさんの妻に出した、逮捕状の影響であった。というのもハンスト終了後、母国フランスの裁判所はヴィンセントさんの妻を国際指名手配していたのだ。
これについて原告側は「逮捕状を出した事実は認定されているものの、国際指名手配されたとの事実はない」「西牟田は一度も原告に取材することなく本件記事を公開させた」という旨の主張をしました。さらには親権制度の問題点を読者に伝える意図があったとしても、離婚協議や子どもを「連れ去った」ことなどはプライバシーの侵害にあたると訴えています。
失当の一言に尽きる訴え
今回の提訴を受け、弊社としての見解を結論から申し上げると、原告側の主張はただの「言いがかり」です。詳しい反論は今後の法廷や報道において述べていきますが、訴状を確認した昨日、当時の取材を振り返っても「国際指名手配」と記載したことに問題はないと考えています。
次に女性に対し「取材することなく」と主張されていますが、執筆者は女性の代理人の露木肇子弁護士(本件訴状には不記載)に電話取材をし、「(取材は)皆さんにお断りをしている」「裁判外で戦うつもりはない」という、親権問題のジャーナリスト界隈では毎度おなじみのご回答をいただいておりました。どうやって取材をすればいいのでしょうか。
また、プライバシー侵害に関する主張についても、当該記者会見の前に原告夫婦の親権問題は他メディアで報道されていたことから公知の事実であり、親権制度や、フランスで逮捕状が出た事実など公共性のある問題であり、「失当」の一言に尽きます。
「スラップ」弁護団はこいつらだ
そもそも事実関係に疑義があれば、提訴の前に抗議文を当社に送りつけるなどの対応ができたはずで、こちらも真摯に協議に応じることができたところでしたが、それも全くありませんでした。いきなり提訴というのは親権もとい真剣をふりかざしての闇討ちに遭った心境です。
今回の提訴の本当の目的が別にあるのではとゲスなりに勘ぐりをしております。失当以前に失笑しており、当社としては裏目的の一つが「スラップ訴訟」であると受け止め、極めて不愉快です。もし仮にそこら辺のブロガーと同じく圧力をかければおとなしくなるであろうと思っているのであれば、ネットメディアが少なかった時代の一昔前の感覚です。「みくびるな」の一言に尽きます。
さて、この訴訟戦術を展開する代理人弁護士が誰なのか読者の皆さんの関心が非常に強く、いきなり法廷に持ち込まれたので公にさせてもらいます。当事者目録によれば
- 斉藤秀樹弁護士(みなと綜合法律事務所)
- 神原元弁護士(武蔵小杉合同法律事務所)
- 岡村晴美弁護士(名古屋南部法律事務所平針事務所)
- 太田啓子弁護士(湘南合同法律事務所)
いずれも共同親権問題の抵抗勢力、世界基準の親権制度導入に反対する攘夷集団でおなじみの方々です。また神原、太田両弁護士は最近は音に聞こえた“セブンナイツ”ことColabo弁護団のメンバーでもあります。まあ、予想通りだったという方もおられるでしょう。
リーガルハラスメントと通称もされる、この人たちの近頃の活動については報道・言論の自由を脅かす「社会的害悪」ですらあると考えています。報道・言論を生業とする当社のプライドにかけて“闇討ち”にはこちらも“真剣”を抜いて最高裁まで徹底的に戦います。
一緒に戦ってください
読者の方々、特に親権問題の見直しを切に願う連れ去り被害の当事者の皆様、またColabo問題での左派系弁護団の行動に怒りを覚えておられる皆様、この戦いは長く苦しく、経費もかかるものになるでしょう。原告側は弊社を倒産に追い込むことも視野に入れているはずです。皆さんのお力なしに戦い抜くことはできません。
先日、当社へのご支援をお願いし、甚大なご助力をいただいたばかりにも関わらずで誠に恐縮ですが、親権問題やColabo問題で暗躍する勢力を打倒するプロジェクトへの「投資」のつもりでご助力のほど何卒よろしくお願いします。プロジェクトのリターンは、勝訴による社会的害悪の一掃、親権問題についてはグローバルスタンダードな制度導入への環境づくりです。親権制度見直しを議論している与党の法務部会メンバーも事態を注視しているでしょう。
できれば原告や弁護団への反訴、さらには判決の展開次第で弁護士会への集団での懲戒請求に持ち込みたいとも考えているので金額は多いに越したことはありません。何卒お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
いただいた支援は訴訟費用、また訴訟に関連した取材活動に宛てます。入金先はこちらの弊社口座です。
PayPay銀行 店番号:005(支店名:ビジネス営業部)
普通 口座番号:6460909
株式会社ソーシャルラボ
活動のお知らせ、ウェビナーなどのイベントを開催する場合を見越し、ご入金のあと、こちらの入力フォームから確認用も兼ねてお名前、金額、日付を書き込みくだされば幸いです。
2023年4月21日
株式会社ソーシャルラボ代表取締役/SAKISIRU編集長
新田哲史 拝