カニエ・ウェスト、キム・カーダシアンとの離婚で養育費月2800万円は安い?通常の家庭は…米国の離婚事情

https://news.yahoo.co.jp/articles/93c82e30e1bee83cac704e4cac7c8c870b42cb02

12/2(金) 18:01配信
Pen Online

kimkardashian-Instagram

アメリカでは、カニエ・ウェスト (45、別名Ye=イェ)とキム・カーダシアン(42)が28日、離婚協議で合意に達したと報じられている。

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4人の子どもたちの親権についても注目されていたが、2人は子どもに「平等にアクセス」できる共同親権を持つことが決まったようだ。

養育費を巡っては、カニエがキムに月20万ドル(1ドル139円換算で約2780万円)で合意したことが報じられている。

それに加え、子どもの教育費 (授業料にかかるお金) の50%とセキュリティ費用も負担する義務がある。共同親権といえども、これまで同様に子どもとの時間は8割ほどをキム側がもつことになるという。また元夫妻は、子どもをどの学校に入学させるかといったことから、子どもが病気になった際の治療方針や心のカウンセリング、定期的な宗教活動への参加など、成長過程におけるさまざまな方針で合意しなければならない。そして子どもたちは19歳になるまで、もう一方の親の同意なしに、現住所から60マイル以上(約96.5キロメートル)離れた場所に居住を移すことはできないなど、事細かに決められている。

今後、子のいずれかに関して元夫妻の間で対立が起こった場合、調停で争う必要があり、いずれかが調停に出席しなかった場合は出席した当事者が意思決定者になる。

2人は2014年に結婚式を挙げ、9歳のノース、6歳のセイント、4歳のシカゴ、3歳のサームの4人の子を授かったが、昨年2月にキムが離婚を申請し、今年3月以降は合法的に独身と認められていた。
米 通常家庭の養育費事情は?

アメリカでは州や家庭の事情ごとに異なるが、離婚情報をまとめたディヴォースネットには、養育費の定義としてこのように書かれている。

「子を養うために一方の親が他方の親に支払うお金で、子と過ごす時間が少ない親がもう一方の親に払う。 ニューヨークの場合、養育費には子の健康保険、医療費、教育費、さらには親が仕事や学校に通っている間のチャイルドケア(保育所など)の費用も含まれる」

具体的な養育費の金額は、両方の親の収入を査定するなどし、裁判によって決められるが、収入に占める養育費のパーセンテージは一般的に、子1人で17%、 2人で25%、3人で29%、 4人で31%などという情報もある。

ニューヨーク市が提供する公式ホームページには、養育費を概算できる計算様式の情報がある。ここで、養育費を求められている子どもの人数と、親権を持たない方の親の年収を入れると、年間の大体の養育費が概算される。

カニエ・ウェストの年収は160億円、推定総資産は7200億円超えとも報じられている。子4人で月20万ドル(約2780万円)、年240万ドル(3億3000万円超え)の養育費は、彼にとってはむしろ低く抑えられた金額なのかもしれない。

2年前