ダンの子育て日記38 息子の積極性と父のもどかしさ

面会交流報告書 37

実施日時:20xx年x月x日(日) 9:00-17:00 (一部省略)

xx駅9時 。 息子と合流。いつもの様に抱き付いてくる。

電車で移動。 学校の話を聞く。 何か困った事、やりたい事はないかと聞く。

息子 「野球やりたい。同じ学年の友達が6人やってて、みんなで練習とか、大会出たとか聞くと羨ましい。」

父 「やりたいのか。」 息子 「うん。先生からも野球上手いって言われたからやりたい。」

父 「練習は毎日やってる?」 息子 「校庭でやってる時とやってない時がある。何校か集ってやってる。」

父 「やりたいなら、手続きしようか?」     息子「できるの?」

父 「できる様にするよ。」 息子 「サッカーの時みたいに一緒に来れる?」

父 「行ける様にしたいね。」    

父 「やりたい。」 息子 「小学校のクラブなの?」     

息子 「どうしたらいいか友達に聞いてみる。バットとグローブもいるんだよね。」

父 「そうだよ。」 息子 「それもいいの買ってくれるの?」

父 「入ったら買ってあげるよ。今度会う時に連絡するから連絡先聞いておいて。」    

息子 「一緒に来てくれる?」 父 「行くよ。」

息子 「友達が夏休みの自由研究で野球の大会でどうやったら試合中にあがらないようにできるかをテーマにしていた。」

父 「自由研究は何をしたの?」 息子 「古代エジプトの事を書いた。」

父 「今度見せて。」  息子 「良いよ。」

息子 「自転車なんだけど、自転車が小さくなって、サドルを一番上まで上げて、ハンドルも上にあげた。」

(自転車屋さで調整してもらったと言っていたが、サドルを一番上まで上げると折れる可能性があるので早く買ってやりたい)

父 「欲しいの?」 息子 「欲しい。自転車屋さんで「直ぐに替なくてもいいけど、そろそろですね」と言われた。」

直ぐに買い替えてやるのも良いが、中学生になってまた買い替えるようになることもある。一緒に暮らしていれば日々の事だからわかる事も、離れているので、母親がどの様なケアをし、どんな生活を送っているのかがわからないし話してもくれない。それと何故息子は父親に習い事について何度も話すのか?母親に何度言っても聞いてくれないのか?父親には言いやすいのか?習い事に関する今までの母親とのやりとりを考えると、本当に母親とコミュケーションが上手くとれているのか心配になる。今日は珍しく息子が小学校の話、家の周りの事も少し話す。一緒に参加して欲しいの気持ちが強くなった事を感じる。

JRxxx駅に到着。xxちゃん、xxちゃんパパと合流。

今日の予定をxxちゃんと息子に話す。xxのイオンに行き、インドア・アスレチックスを体験するよ。と言うと「やったー!」と2人とも喜ぶ。アスレチックスの後、ミニオンズのズボンを探しに行くからなと話す。

xxちゃんパパには事前にズボンの事(x月の面会交流の際、誕生日プレゼントとして息子がミニオンズのズボンが欲しいと言っていた)は話してあり、一緒にxxちゃんのも買いに行きますよと言ってくれていた。

11時10分xxのイオンに到着。

アスレチックスの受付。予約が12時からとなり、待ってる間ゲームをやりたいと言い出し、300円を渡す。

自転車の事をxxちゃんパパに相談する。

xxちゃんパパ 「買い替えの時期は分かるけど、ダンさんが婚姻費用毎月(月14万円)払ってるのに、必要な物(バック、靴、服、その他)を買いすぎじゃないの?向こうは買わない分丸儲けじゃない。小学校の子供の生活費なんて大してかからないんだからおかしいよ。それって婚姻費用から引いてもらえるの?」

父 「どうですかね。母親が買う気がないのか、息子が母親に言えないのか、私には言いやすいのかはわかりませんが、息子は私に言ってきますね。」と、xxちゃんパパは、他の人に相談しても同じ事を言うと思いますよと助言を受ける。

12時45分集合。説明を聞きアスレチック開始。

トランポリン・ジャンプに始まり回転、縄跳び・アスレチック・ロープの上を綱渡り。

少し休み、コーラとアイスを半分ずつ食べる。

車のゲームはxxちゃんパパも参加して開始。さすが男の子、ケンカ自動車楽しそうだ。ボルダリング。縄、壁、ポール、色んなタイプのボルダリングに挑戦する。息子は結構ビビリだ。

終了時間が来て昼ごはんへ。息子は冷やしうどん並盛りといなり1個。

食事中、息子「また来たい。今度はトランポリンのバスケットやりたい。ボルダリング上手くなりたい。」と。向上心があっていい。

オーバーオール(ミニオンズのズボン)を買いに行く。何件も行くが140〜150センチ物が無い。

トイザラスに入り、色々なものに興味を持ち遊んでいるが、誕生日プレゼントに子供用エアーガンが欲しいと言いだす。

今日はxxちゃんがいるから、いない時に買うからと約束し納得してもらう。

少し屋上で遊び、「時間だ帰ろう」と話すと少しぐずるがわかってくれた。

車中: 息子、xxちゃんと仲良くイヤホンを一つづつ付けて聞いている。しばらくするとxxちゃんと2人仲良く寝てる。

16時57分、xx駅到着。

今回の感想と気づいたこと:

今回は、息子からのメッセージを強く感じた。今まではシグナルのようであったが、はっきり欲しい、やりたいと言う様になった。

やりたい時にやらせてやるから興味を持って取り組み成長する。来月からは忙しくなりそうだ。

自転車屋に行き、相談しました。

身長140㎝も有れば、子供用26インチの自転車がいいですよ、今の子は足が長いから早め早めで買い換えないと成長に追いつかないです。小さいと足腰に負担がかかり良くないですよと言われる。

自転車屋、靴屋、服屋、バック屋、どこに言っても同じ事を言われます「子供は成長が早いですから」と。月に一度しか会わないから余計に思うかもしれないが、毎日一緒に暮らしている母親は私以上にこのような言葉を聞いて、感じているはずです。なのに、何故もっと息子に気を配って、愛情を持って接してやらないのか。ネグレストとは言いたくはないがもう少しで良いから子どもに気を遣ってもらいたい。余りに身勝手な母親の子どもに対する愛情に私の周りの人たちは連れ去りは私に対しての嫌がらせと言う人もいます。息子の事を本当に思うなら、私が息子を引き取ります。早く誘拐の呪縛から解放してやって欲しい。

最近思う事があります。(20xx/8)

「遠慮」なのか「気遣い」なのか、怒る事があっても臆病になって本気で怒れない変な気遣いがある。共に暮らしていれば、泣いたり、わめいたり、ぐずったり、すねたり、ねだったりしても、ストレートに怒り、なだめすかし、抱きしめ、甘やかし、褒めたり時には、優しく気付かってふざけあったりもできます。離れて暮らす8年の歳月の溝は埋めることができるのか今以上に広がるのか息子に会う度に心配で不安になります。もしかしたら息子も同じ事を思っているかもしれません。

離れて暮らす私たち片親親権の親子の悩みの一つです。

共同親権・共同養育に向けて、会う頻度を増やす。例えば教育/学校行事(運動会・展示会・進学)・習い事(趣味・部活)・休日の過ごし方・旅行など片親だけで決める/把握するのではなく共に(父母)で子どもと相談して進めていかないと信頼関係は埋まらない気がします。

2年前