あびる優と親権バトル! 才賀紀左衛門に降りかかる間接強制金「1000万円」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0cd46fc7f0f5d0d10cb20de79725384db4a2c67

9/17(土) 5:15配信

東スポWeb

 タレントのあびる優(36)と格闘家の才賀紀左衛門(33)の間でドロ沼化している娘をめぐる親権問題は、昨年4月にあびるが親権を持つことで確定したが、いまだ娘は才賀のもとで暮らす状態が続いている。今年1月には裁判所が才賀に対し、引き渡しの遅延1日につき4万円の支払いを命じたが、その積算額はすでに1000万円近く。資産差し押さえのため、悪夢の強制執行も待ったなしの状態だ。

あびると才賀は2019年12月に離婚。直後の20年1月にあびるが娘の親権をめぐって東京家裁に調停を起こし、21年2月に家裁はあびるに親権者の変更して、娘を引き渡すよう命じた。これに才賀は即日抗告したが、同年4月に東京高裁が抗告を棄却して、あびるが親権者になることで確定している。  

しかし、今年7月の「文春オンライン」によれば、娘の引き渡し当日になって、才賀が「娘が泣いてイヤがっているので引き渡せない」と拒否。その後、あびるは直接強制執行、間接強制執行などあらゆる手を尽くしたが、いまだに親権者であるあびるのもとに娘は帰ってきていないという。  

離婚問題に詳しい弁護士法人プロテクトスタンスの大橋史典弁護士によれば、「直接強制執行は、あびるさんが裁判所の執行官と一緒に才賀さんのもとを訪れて娘さんを直接取り戻すことを意味する。一方、間接強制執行は、娘さんの引き渡しが遅延するごとに才賀さんの心理的プレッシャーとなる間接強制金の支払いを裁判所が課して、自発的に引き渡しを促すもの」だという。司法の力をもってしても才賀が娘を引き渡さないというのだから、ここまでドロ沼化するのも無理はないだろう。  

そんななか気になるのが、今年1月の間接強制執行の際、家裁が才賀に命じた間接強制金だ。間接強制金は本人の収入などに応じて金額が決定され、通常は1~3万円だという。しかし、今回、家裁が才賀に課した金額は引き渡しが1日遅延するたびに4万円というもの。一般的な〝相場〟より高く設定されており、計算すると現在までに約1000万円にまで積みあがっている。しかも、その一切をいまだ支払っていないと「文春オンライン」であびるが証言しているだけに、このままだとさらに高額になることが濃厚だ。

「才賀さんが裁判所の命令を無視して娘さんを引き渡さず、間接強制金も一切払わないのであれば、あびるさんがゴーサインを出せば、いつでも才賀さんの給与の差し押さえ、預金の差し押さえ、不動産の差し押さえ、車の差し押さえのほか、ほかの高価なものを差し押さえて競売にはかり、現金化して回収することが可能です」(同)  

特に給与や預金の差し押さえは、事前に本人に知らされる前に差し押さえられるため、あびるの心ひとつである日突然、才賀が金欠に陥る可能性もあるのだ。ちなみに分割払いという手もあるというが、大橋弁護士は「あびるさんと才賀さんが互いに合意すれば分割払いも可能。しかし、あびるさんが一括で払ってほしいと言って決裂したら、強制執行で資産を差し押さえられるのを逃れる手はまずない」という。  

現在、才賀は事実婚状態のフリーライターと娘との3人で同居しているというが、裁判所の決定にあらがってまで続ける幸せな時間は、明日にも終焉を迎えてもおかしくないというワケだ。  

ここまでして娘の引き渡しを拒否する才賀にも言い分はある。これまでメディアを通じてあびるの酒グセの悪さなどを批判してきたが、離婚直後の「AERAdot.」のインタビューでは「たとえ断酒を決意したとしても、しばらくは優と娘を2人きりにはさせたくありません」と話し、娘を引き渡さない強い意志を見せていた。  

才賀の資産差し押さえで強制的に決着か、それとも別の道が見えるのか。2人のハマったドロ沼は深い――。

東京スポーツ

2年前