子供への責任果たせる法制度を 長崎大学准教授・池谷和子

https://www.sankei.com/article/20220901-SEL2XA5ZVNJWXLU25VFJ2SSUCU/

2022/9/1 08:00池谷 和子無料会員記事

反応

長崎大学教育学部の池谷和子准教授(佐藤徳昭撮影)
長崎大学教育学部の池谷和子准教授(佐藤徳昭撮影)

離婚に伴う親権の議論

法務省の法制審議会・家族法制部会の「父母の離婚に伴う子の養育の在り方」をめぐる議論は中間試案に向けて大詰めを迎えている。ただ、家庭を大切に考える人々からの評判は芳しくない。

例えば産経新聞6月6日付「美しき勁き国へ」のコラムで櫻井よしこ氏は、表向きはシングルマザーの立場に寄り添う形を取りながら、一方の親のみが子供を独占できるように、他方の親と子供との絆を断ち切らせ家族解体へと進ませる改正となると警告している。

2年前