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□■ メルマガ共同親権153(通541)
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「パパかママか」から「パパもママも」へ
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共同親権と親子引き離しについての情報を発信します。2022.8.27
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■今号のトピックス
1 法務省法制審議会家族法制部会への緊急意見書送付
2 法務省に裏切られて面子をつぶされた翼賛記事
3 その他報道
4 インフォメーション
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週刊金曜日を「買ってはいけない」
→http://kyodosinken.com/2018/10/04/hubaikinyobi/
次回口頭弁論 2022年9月22日(木)15時~東京地裁806号法廷
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┣☆┫1 法務省法制審議会家族法制部会への緊急意見書送付
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進める会では、8月30日に予定されていた法制審議会家族法制部会の中間試案の決定が、自民党の法務部会が了承しなかったため、先送りされたとの報道を受け、緊急で以下の意見書を法制審議会に8月26日に送付しました。
学識者の委員からなる法制審議会は本来、法務大臣の諮問機関です。今回の異例の先送りは、独立した審議会への横車です。
と同時に、それを許すほどのまとまりのつかない杜撰な中間試案(たたき台)であったことを指摘し、議論のやり直しを求めました。自民党の法務部会で出た「パブコメをするには案が分かりにくい」(共同通信)という意見は、普通です。
法制審議会自体が「まとまりませんでした」とさじを投げるなら、諮問した大臣に戻してその後の政治プロセスに委ねるのが順番でしょうが、自分たちのことしか考えてないので、自ら政治介入を招いたと言えます。
意見書全文
https://k-kokubai.jp/2022/08/26/kinkyuiken/
【法務省法制審議会家族法制部会への緊急意見書】
法務大臣 葉梨康弘 様
法務省法制審議会 家族法制部会 部会長 大村敦志 様
法務省法制審議会 家族法制部会 委員の皆様
2022年8月26日
共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
私たちは現在、現行の単独親権制度が憲法上の規定に抵触することから、その改廃を求めて、立法不作為の違法性を訴える国家賠償請求訴訟を提起しています。
この訴訟は、民法818条の「父母の婚姻中は」共同親権とする規定が、婚姻外(離婚・未婚、以下「非婚」とする)の単独親権制度を強制し、父母の共同監護が事実上不可能になることについて、憲法14条における法の下の平等に反すると主張しています。子どものことで父母間に意見の相違がある場合、単独での養育という現行の極端な解決の仕方は、不平等であるというだけでなく国家の過剰介入として容認できません。「父母の婚姻中は」の規定を削除し、婚姻外も共同親権にした上で、親権の調整規定を設けなければ、子育てを喜びや幸せ=権利とする、憲法13条による親の養育権はすべての父母に確保されません。私たちはその点を立法不作為とし、国と争っています。
この度の法制審議会家族法制部会の議事録と中間試案たたき台を見る限り、こういった憲法上の観点からの指摘、検討は一切ありません。そこで私どもは有志のメンバーからなる研究会を1年間継続し、別添資料の「改正手づくり家族法草案」(仮称「大鹿民法草案」)を作成しました。過去の民法学者の民法改正案を網羅し、法務省案では欠落している、憲法上の懸念点に配慮した民法改正案となっていますので一読ください。
私どもの意見は以下です。
【意見】今回の中間試案たたき台は、現状の追認以外に制度の方向性を導いたものではありません。まとまっていない意見のままに広く意見を募るなど無責任です。親権問題に関する国賠訴訟で提起された論点や、「大鹿民法草案」で検討した論点をもとに、以下にまとめた各項目を踏まえて議論を再度やり直してください。
1 戦後民法改革の流れを踏まえた民法改革を実現してください。
(理由)親権法は、家父長制を基として、明治民法では父に親権のあった単独親権制度を、両性の本質的平等と個人の尊厳という、日本国憲法上の規定に合わせる形で、戦後の民法改革で一部婚姻中に共同親権を取り入れたという経緯があります。その際、家庭内における女性の発言権が弱いことを前提に、親権の調整規定が設けられませんでした。女性の地位向上とともに、共同親権を原則化する法改正がなされることが想定されていたことが、当時の立法案を策定した研究者等の回顧や議事録等を見る限りうかがえます。
現在既に裁判所での親権の取得率は94%が女性であり、子の奪い合いが「親権争い」となって社会問題化しているのは、戦後の民法改革が想定した、両性の本質的平等を回復するための共同親権への法改正を、現在に至るまで国が怠っていたからにほかなりません。
1948年に現行民法が施行される前に公布された「日本国憲法の施行に伴う民法の応急的措置に関する法律」(以下、「応急措置法」という)では、既に「個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚する応急的措置を講ずる」ことが立法目的とされた上で、第6条で父母の共同親権が、婚姻内外を問わない形で明記されていました。
こういった流れを踏まえれば、今回の民法改革においても1947年の「応急措置法」をベースに議論をするほかなく、日本国憲法の価値を尊重するならば議論をそこに戻すべきです。(以下略)
続きはこちら ➡ https://k-kokubai.jp/2022/08/26/kinkyuiken/
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■時事通信8/26(金) 18:05配信
離婚後共同親権、法制審の中間試案先送り 自民部会了承せず
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f69d527a42635fa1ef54e7dace1345f51eff34
■共同通信8/26(金) 20:44配信
親権試案取りまとめ、9月以降へ 自民部会が紛糾、法制審
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7f47b2d7dfafc6803d51776fc950b4490872bb
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┣☆┫2 法務省に裏切られて面子をつぶされた翼賛記事
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■神戸新聞2022/08/18
離婚後の親権/子どもの幸せ守る議論を
https://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/202208/0015563733.shtml
■フジテレビ系(FNN)8/25(木) 16:01配信
離婚後の子育ての在り方は?「単独親権」に「共同親権」追加導入へ【ネタプレ社会部】
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecc75cc0fc695fa826e91dedfa4db2fc65e981a8
進める会が出したデータを無視して10年以上前から変わらない「男性危険視戦線異常なし」的大本営発表。
あきた。出田阿生さんの個人史を語ったほうが読者的にはうれしい。
■東京新聞2022年8月27日 06時00分
子連れで離婚したひとり親の8割が共同親権に否定的…「DVや虐待が過小評価されている」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198325/1
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┣☆┫3 その他報道
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■デイリー新潮8/23(火) 11:33配信
あびる優で注目される「連れ去り」は家族法制見直しでなくなるか 「共同親権導入」を訴える自民党議員に聞いた
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcdf681b40990d96098f8f472b4197e2ee06567e?page=1
■東京スポーツ2022年08月24日 20時05分
福原愛さんの元夫・江宏傑が子ども連れ返すため緊急来日へ 台湾メディア「直接対決!」と注目
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4401761/
フランスにいれば子どもを会わせないですむ、なんてそんなに簡単なの?
■デイリー新潮8/26(金) 10:56配信
杏は3人の子供を東出昌大に「会わせたくない」 フランス移住の理由は?
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cef36c13a6da3b1235a96f890e8727f0f640b01
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┣☆┫4 インフォメーション
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■親権・連れ去り関連訴訟一覧
https://www.dropbox.com/s/f2gretfnolkagb9/%E5%85%B1%E5%90%8C%E8%A6%AA%E6%A8%A9%E3%83%BB%E9%80%A3%E3%82%8C%E5%8E%BB%E3%82%8A%E3%83%BB%E9%9D%A2%E4%BC%9A%E4%BA%A4%E6%B5%81%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%AE%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E4%B8%80%E8%A6%A7_Ver.3.1.pdf?dl=0
■【中止しました】8月の諏訪・家族の悩みグループワーク
日時 2022年8月28日(日)
*主催者体調不良により中止しました。
■9・22共同親権行動
<共同親権訴訟第9回口頭弁論>15:00~ @東京地裁806号法廷 傍聴よろしく!
10:30~ 婚姻中共同親権の制度欠陥国賠 控訴審第1回口頭弁論@東京高等裁判所822号法廷
12:00~ 「ぐるっと霞が関」裁判所・法務省包囲デモ ◆11:45日比谷公園霞門集合
15:00~ 第9回口頭弁論 @東京地裁806号法廷
16:30~18:00
院内集会「異議あり!官製民法」
場所 第二議員会館第一会議室(行き方裏面)
内容 共同親権訴訟、婚姻中共同親権の制度欠陥国賠・口頭弁論報告(弁護団、松野絵里子弁護士)
別居親アンケート報告(濱野健さん・北九州大学准教授)
手づくり民法草案レポート(松村直人さん)
発言 石井敏宏さん(館山市議会議員)、福田雅章さん(CRC日本、一橋大学名誉教授)、まろーん四世さん(ユーチューバー・親子の引き離し問題放送局)ほか国会議員発言
予約不要 議員会館入口で係から通行証を受け取り下さい
主催 共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
TEL 0265-39-2116 メール kkokubai_contact@k-kokubai.jp
*新型コロナの影響で中止や変更される場合があります。当会のサイト及びSNS等でお知らせします。
■「共同親権国民投票」請願署名の依頼
https://www.change.org/p/%E5%8D%98%E7%8B%AC%E8%A6%AA%E6%A8%A9-%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AE-%E6%94%B9%E5%BB%83-%E3%82%92%E5%95%8F%E3%81%86-%E5%85%B1%E5%90%8C%E8%A6%AA%E6%A8%A9-%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8-%E3%82%92%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84?recruiter=845790268&utm_source=share_petition&utm_medium=twitter&utm_campaign=psf_combo_share_initial&recruited_by_id=36bb9e80-ed0e-11e7-8ba4-9f7d277b9c91
■親子の時間」フォトコンテスト作品募集中(~9月30日)
募集期間:2022年7月13日(水)~ 9月30日(金)
名称 「親子の時間」フォトコンテスト2022
主催 「親子の時間」フォトコンテスト実行委員会「共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会」内
後援 親子の日普及推進委員会 協力 任意団体 上蔵村
*カレンダーの収益は、私たちが国の立法不作為の違法性を訴えた共同親権訴訟の経費として活用いたします。
趣旨
人生の中で親子がともにすごせる限られた時間、それは私たちにとってかけがえのない財産です。法や制度で親子の時間を奪われた私たちは、法制度の不備を裁判で問うてきました。今の制度を「パパもママも」の「共同親権」に変えることで「親子の時間」をもっと豊かにしたい。親子が親子である時間、そこに込められたあなたの物語を、写真で伝えてください。
応募方法
■メールでの応募方法
写真のタイトル、説明文(一言エピソードなど、50字以内)をつけて、お送り下さい。
【メールアドレス】oyakotime@gmail.com
*メールの件名には「親子時間コンテスト」とお書きください。
■Instagramでの応募方法
「共同親権運動・国家賠償請求訴訟」の公式アカウント @KKokubaiDotJp
のフォローをしていただき、「#親子時間コンテスト2022」のハッシュタグ、写真のタイトル、説明文(一言エピソードなど、50字以内)をつけて、Instagramに投稿してください。
各賞
大賞(1名) 副賞2万円
優秀賞(5名) 副賞 共同親権Tシャツ(白・黒)
*大鹿ミゾゴイ米を選ぶこともできます
佳作(6名) 副賞 大鹿ミゾゴイ米(2㎏)
入賞者は10月中に「共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会」の公式ホームページ「そうだったのか! 共同親権」で発表します。
審査員 ブルース・オズボーン&井上佳子(親子の日普及推進委員会)
注意事項は以下のサイトを確認ください。https://k-kokubai.jp/oyako_photo2022/
お問い合わせ先 「親子の時間」フォトコンテスト実行委員会
(「共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会」内)
メール:kkokubai_contact@k-kokubai.jp 電話:0265-39―2116
■共同親権 実践セミナー 2022
【日時】2022年9月~12月の第2土曜日、各回17:20~18:50
【場所】全労会館3F会議室(東京都文京区湯島2-4-4)*1F掲示板で部屋を確認ください
JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口徒歩8分 http://www.zenrouren-kaikan.jp/kaigi.html#08
【講師・相談・司会】宗像 充(ライター。共同親権訴訟原告、『子どもに会いたい親のためのハンドブック』著者)
【参加費】1000円*予約不要
(下記のグループワーク、共同親権カフェと2コマ以上で一律1500円)
【各回内容】
<第1回>9月10日(土)【理論編】「〈共同親権〉って何だ?法制審議会中間報告の狙い」
「共同親権」というワードが話題になる中、家族法の改革が議論になっています。「婚姻」内外の親の権利の不平等を問う共同親権訴訟も継続する中、子育てや家族のあり方の何が問われているのか。自分の家族の問題で何が活かせるか考えます。
<第2回>10月8日(土)「家庭裁判所の傾向と対策 2022」
離婚調停を申し立てられた、子どもと引き離された……はじめて足を踏み入れる家庭裁判所。婚姻費用・養育費・面会交流・DV、同居・共同養育審判……法律は味方なの?
<第3回>11月12日(土)「あなたの周りの養育障壁」
「子どもにとって離婚とは家が二つになること」。なのに一つの家にしか帰宅できない子どもたち。別居ひとり親を差別し、追い払う学校や役所、警察……なぜ、どう対処する?
<第4回>12月10日(土)「やってみよう! 共同親権子育て」
そうはいっても単独親権制度の日本。制度や親権よりも相手の意向? 子どもとの関係は? 「協力」ってどういうこと? 〈共同親権子育て〉に近づくためにできること。
<家族を修復するグループワーク>
同日13:00~14:45【参加費】1000円 *予約不要
<共同親権カフェ(自助グループ)>
同日15:00~17:00【参加費】1000円 *予約不要
<離婚と子育て相談会>
同日19:00~21:00【相談料】50分3000円【応談】宗像 充
*2日前までに要予約 munakatami@k-kokubai.jp 0265-39-2116(共同親権運動)
主催 おおしか家族相談 協力 共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
TEL0265-39-2116メールmunakatami@k-kokubai.jp URL https://munakatami.com/category/family/
【リーフレット「知っていますか?共同親権」無料配布】
k-kokubai.hp.peraichi.com
必要な部数(10部以上)だけお送りします(無料)。
申し込み・問い合わせは会まで(無料)
kkokubai_contact@k-kokubai.jp
【おススメ! 共同親権本】
進める会のメンバーや仲間が発刊した本を紹介します。共同親権に関する最新情報が満載。ご一読ください。
https://k-kokubai.jp/2022/08/07/osusumehon/
【現在の登録者数1,444】2022年 民法改正、間違いない!
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沖縄タイムス返事来ないよ。憲法って軽いなー。
法制審迷走。(宗像)
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