https://news.yahoo.co.jp/articles/9871f09e05517911430fc49c5ac6b993296248af?page=1
8/7(日) 11:30配信
子どもの親権をめぐって、福原愛(33)と元夫の江宏傑が泥沼バトルの様相を呈している。コトの発端は、7月24日に突如、江が福原による長男の“連れ去り”をSNSで暴露したこと。その後、福原は台湾メディアに声明を発表したが、江も再反論。双方の主張が食い違っている。
「2人は離婚後、共同親権で子どもを育てていくことになりましたが、7月に訪台した福原は、長男だけを連れて日本に帰国したのです。福原は声明で、江側が共同親権を履行せず、双方の弁護士が協議したうえで、長男を一時的に連れ帰ったと述べています。引き渡すときに江から妨害にあったとも書かれていました」(週刊誌の芸能担当記者)
「女性自身」(8月16日号)では、福原と“不倫デート”が報じられた男性、そして長男の3人で自宅で過ごす様子が報じられ、ビニールプールで楽しそうに遊ぶ姿なども紹介された。同誌の直撃取材に対し、福原は夏休みの間だけ子どもと一緒に過ごしており、会うのは1年半ぶりだと答えていた。
中国事情に詳しいライターの広瀬大介氏は言う。 「台湾メディアの報道などによると、福原は子どもと面会させてほしいと江に何度か打診してきたようですが、江側は非協力的だったと伝えられています。そんな状態が1年以上続いたので、福原も台湾の裁判所に離婚時の約束を履行するよう江に勧告を出してもらい、今回の子連れ帰国となった。福原と江の対面時、互いに警察を呼んだことからも相当もめたのでしょう。本来、福原は2人の子どもを連れて帰る予定だったようですが、長男だけ連れて帰ってきたことから、相当な修羅場と化していたことが予想されます」
台湾の世論は、圧倒的に江に同情的だと広瀬氏は続ける。 「離婚の原因が不倫疑惑だと見ている台湾人がほとんどなので、SNSやニュースのコメント欄でも『道徳のない女性に親権を渡す必要はない』『この女は浮気して子供をさらう。本当にやばい』など、否定的な書き込が多いですね。さらに『女性自身』が福原の現在の活動を中国系企業がサポートしており、運転手付きのロールスロイスまで貸与されていたことを報じましたが、こうした報道は反中感情が高まっている台湾の人々を一層、刺激しました。『中国に飼われていた犬だ! 子どもたちは父親に預けるべきだ』という声もあがっています」
■中国籍に変えて戻っておいで
一方、今回の騒動に対し中国人は真逆の反応を示している。中国メディアは今回、騒動に関してどちらかに肩入れせず、事実関係のみを報じているが、SNSの意見を見ると「8割が福原擁護」(中国ウオッチャー)になっているという。微博(ウェイボー=中国版ツイッター)には「愛ちゃんがどうして離婚したくなったのか気持ちがわかるよ」「子どもを母親に引き渡した後、どこにいるのかいちいち報告しないといけないの?」などの声に加え、「ヒモ男(江のこと)は離婚した妻の話題を利用して飯を食おうとしているのか」など江を非難するコメントも多い。
「不倫騒動が中国でも報じられ、一時期は、福原人気にも陰りが見えていました。しかし今回の連れ去り騒動で、改めて江のパワハラ疑惑を思い起こす人も多く、また一気に福原に支持が集まっています。一方の福原も騒動の直前に中国版TikTok『抖音』で、『中国文化が大好きな福原愛です』とギョーザを作ってスタッフに振る舞うショート動画を投稿しており、中国人に向けたアピールを続けています。こうしたかいもあってか、SNSでは『中国籍に変えて中国に戻っておいでよ』という声もあがっているほどです」(広瀬氏)
ジャーナリストの周来友氏は、今後は福原の中国依存がますます高まるのでは、と述べる。
「もともと中国人には『俺たちの愛醤(愛ちゃん)を台湾の男に奪われた』という認識が根底にあるので、福原びいきになるのは仕方ないでしょう。今回の騒動で、台湾や日本では福原さんへ批判の声が一層高まっているので、今後は中国での活動を本格化させるしかない道はない。現在、中国系の商社が彼女をサポートしていますが、最近になって徐々に中国でCMや広告の仕事を開始しています。子どもを連れての中国移住はさすがにないと思いますが、“中国で一番有名な日本人俳優”と言われる矢野浩二さんのように、拠点を中国に移して活動していく可能性は高いと思います」
福原が中国を拠点にするかはまだわからないが、子どもたちのためにも、夫婦のいざこざは早く解決してほしいものだ。(山重慶子)