ダンの子育て日記32「藁にもすがる思い」

【藁にもすがる思い】

2017/4月 大正大学心理社会学部臨床心理学科・臨床心理士・専任講師の方から裁判所に意見書の提出を依頼する。

大正大学|上野先生の著書を読み、面会交流の意義、片親阻害が与える子どもへの弊害を改めて知り重要性を感じました。このまま月に一度の面会交流では父親阻害(片親阻害)になってしまう。上野先生に相談できないかとアプローチしました。数日後に連絡が来ました。同大学、xx先生を紹介して頂き、面談となりこれまで/同居時の父子の関わり方、連れ去り状況、今の子どもの環境、子どもへの想いなどの聞き取り後、改めて相談となりました。先生からは、「面会交流の意義」についての講義を受講する事を進められ何度か受講しました。内容は親子が引き離されると子どもは深く傷つく。子どもへの信頼関係の修復には時間がかかる事。その為、信頼回復には適切な面会交流が必要である。また、どちらが引き取るにせよ面会交流は必要である。と

心理教育や、離婚後の家族に関する研究・支援に携わっている専門家からの立場/視点から今までの父親と子どもの関わり方、信頼関係、これからの子どもの成長を鑑み裁判所への意見書を書いて頂ける事となりました。

【意見書】(一部省略)

当該事件におけるこれまでの経緯について実父との面談および資料を通じて把握し、現在の親権者の指定をめぐっての意見です。現在の被告がお子さんによりよい生活環境を提供できると考えています。そのため、お子さんの親権者とした被告がふさわしいと考えました。以下、その理由について詳しく述べさせていただきます。

① 別居に至るまでの子どもとの関係

原告にはこれまで子育てに苦労され、お子さんに対して不適切な関わりがあったと認識しています。育児が初めてであれば、誰でも不安を抱くのは当然ですが、実際に生後まもないお子さんに対して「なんで泣き止まねんだよ、クソガキ」と怒鳴り、揺さぶっていた事実が正しければ、非常に危険な状態にあったと考えられます。原告には精神的に不安定なところがあり、自分の感情や行動をコントロールするのが難しいのではないかと考えられます。

3歳の時に保育園の先生からお子さんの素行について注意を受けたことを機に、原告である母親と一緒にいることで精神的な負担になっていると考え、その負担を減らすため、被告はお子さんと休みのはできるだけ外出し、一緒に楽しく過ごすだけでなく、身の回りのことに関するしつけも含めて、子育てに責任を持って取り組んでいました。

面会交流の様子から原告は、リュックサック・靴・服とお子さんの年齢に応じた適切な対応がとられていないのではないかという懸念もみられます。お子さんにとっては、適切で安定した養育環境を提供できる親(父親)と一緒に過ごすことが望ましいと考えられます。

感情的で一貫性のない対応を受けている可能性があれば、現在も母親に振り回されている。

子どもに係る精神的な負担になっている。成長にとって望ましいとは言えません。

② 現在の被告(父親)の状況について

離婚後の子どもへの関わり方をファミリー・イン・トランジション・プログラム(FAIT)参加して学ぶ。

ステップファミリー・アソシエーション・ジャパン(SAJ)にて何度か相談する。

同居時(連れ去り前)までは毎週休みの日は一緒に過ごしていたことから、父親が引き取った場合・子どもとの関わり方を重視する。父親の経営するxxxの休みを週休1日から週休2日に。平日の朝は学校に送り出すまで一緒に過ごす、営業時間も短縮する。

ご家族をよりよくが暮していくための努力が出来るのではないかと考えております。

③ 面会交流について

どちらかの親を切り捨てた形での子どもの養育は、子どもが片方の親に見捨てられたという罪悪感を抱いたりどちらかの親を悪者と考えてしまったりして、いずれも子どもの精神的な健康にはよくありません。

面会交流について、原告は子どもにとっての父親の重要性を理解していない。現時点の月1回の面会交流を月に4~6日以上、隔週2泊3日以上の行う。面会交流の意義を原告にも求めたい。

④ 今後の方向性のについての提案

子どもの安全・安心の確保。子どもに対して精神的・身体的な暴力がないことは当然のこととして、経済的な面も含め、総合的に子どもを養育する能力があるかを確認していただきたい。さらに子どもさんには発達的な課題がある可能性もあり特性を把握する。

⑤ 離婚や再婚が子どもに与える影響などの心理的理解

面会交流の重要性を理解し、子どもへの対応の仕方についてきちんと学ぶ。実父母だけでなく子どもさんに関わる家族に対しても、子どもが育つ環境を査定していくことが重要と考える。

実施日時:201x年6月x日(日) 9:00-17:00  (一部省略)

9時xx駅にて。いつもの様に抱き合い車に乗る。息子のリクエストに応え「サバイバルゲームに決定!行こう!!」

車中にて「4年生になって学童クラブ、今は僕1人。みんな辞めて習い事に通ってるって言ってた。」と寂しそうに話す。その後、運動会の話を聞く。

お台場到着。2階から3階に上がるエレベーターを待つ。

エレベーター前で私が中腰でストレッチをしていると、息子が背中に乗って来て、息子「パパいい?」父「いいよ。」久しぶりにパパと呼んでくれた。嬉しかった。次のエレベーターが来るまでおんぶする。

そしてサバイバルゲームへ。

お昼ご飯は、「ざうお」に行く。

チャレンジ開始。少しして、私のにヒット。父「釣れた!網持ってきて!」魚の下から網を入れてもらい真鯛をゲット。定員さんに記念撮影をお願いし、半身は握り寿司、もう半身は煮付けにしてもらい食す。獲れたての魚を頬張る。「弾力がすごいだろ、獲れたての魚はこうなんだよ。」と説明する。

ABCマートにて、靴の紐が切れかかっていたので、同じ紐を下さい。とお願いすると、定員さんに「切れなくてよかったね。」と。靴紐を解き、交換して明るい所で見てみると、紐が団子結びになっていた。

定員さんもわかった様で、私に「子どもさんは固結びしちゃって解かないまま靴の紐を結ぶときがあります。そうすると、緩く結んでしまうことがあるので足を痛めないよう気をつけてあげて下さい。」と言われる。

帰宅時、車に乗るも直ぐに寝てしまい、xx駅前でゆっくりし時間(お迎え)が来るのを待った。

2年前