ダンの子育て日記31「ひとり親の子どものストレス」

面会交流報告書201x年5月x日(x)に記載の感想(裁判所提出):一部省略

子が抱えているであろう1つのストレスの要因として、ひとり親であるということがあると思います。

子は今の環境において、多くの人は両親がいると思って話をしてきます。この気持ちわかってもらえますか?
もしくは、ひとり親だということを知っていて、ひとり親だということに触れてくる、逆に触れられない。

とても辛いと思います。

家庭報告書(調査官調査)の中で、息子(当時9歳)は私(父親)の事を、「かっこいい」と言ってくれています。

父親が今迄どう接してきたかを感じ取ってくれているのだと思います。習い事の送り迎え、お迎えの時に今日どうだったかと聞き、励ましたり、慰めたり、いろんな事をお互いに分かち合ってきたこと。内心ではないでしょうか。幼い時から続けてきた様々なことから息子は私の事を「信頼し、たくましい、頼れる父親」=「かっこいい」と言ってくれているんだと思います。これから先はもっと男同士、話し分かち合いたい事が山積みです。友達に合わせ自慢したいじゃないですか。でも、会わせることができないストレス、甘えたい時に甘えられないストレス。いろいろな思いが今の彼の中にあるのではと、いつも考えてしまいます。

これまでの面会交流での子どもの行動を思い起こしてみると、協調性に欠けるような部分を私の前では見せないのか、思い当たるような行動は特にないのですが、それでも3学期連続して通知表で協調性の項目が△の評価でした。その内容は重要なものだと思われるだけに、注視し現状は面会という形でしかありませんが、どちらと子が過ごすこととなっても、親との面会を増やすことによって精神的なフォローが少しでも可能となるなら、会うことが必要なときに会えるようにして、精神的にも安心できる環境を作ってあげたいと思っています。

親のことで気持ちを乱してしまっているのであれば、最大限の努力でフォローしていきたい。

そこでもし学校の面談などで更に詳しい話を聞いているようであれば、どのような点がこの評価につながっているのか、具体的な内容を教えてもらえないだろうか。

これから先、子が成長していく中で、子のために協力していけることは協力していく必要があると、男の子であり、思春期を迎えていく中で、一緒にフォローしていかなくてはならないことも出てくると思います。今回のこの△の評価は非常に気になるところで、今はまだたいしたことではないかもしれないけれど、もしかしたら何らかのシグナルかもしれない。見過ごすことなく、拾い上げて、向かい合っていきたいと考えています。

そのためには情報が必要です。情報共有というのは今後益々必要になってくると思います。

協調性に関する部分について、現時点で詳しい内容はわかりませんが、協調性などを育むひとつの手段としてスポーツがあげられるかと思います。団体で行動するスポーツには体力を身につけるだけでなく、仲間との協調性など1つの目標に向かって皆んなで行う事、できることが数多くあります。

もちろん子どものうちは親も一緒に行くことから、ある程度の負担はあるでしょう。チームの親同士のコミュニケーションから始まり場合によっては役割分担もあるでしょう。そんなことも含め子どもの成長を一緒に見守るのが親だと思います。

一緒に暮らすことができたならば、別居以前のように、ダンス教室・サッカースクールなどへ親子で参加し、仲間とみんなで力を合わせることの大切さなどを感じてもらい教えることもできます。(レポート16)

*子どもがダンス教室に通った時の理由 201x年7月 (4歳)  保育園の先生より子供の素行について指導を受ける。

私が,保育園の行事に参加していたとき,保育園の先生から,自宅での過ごし方について「ママはパソコンをやって僕と遊んでくれない」事と、子どもの素行について注意を受けたことがありました。「お子さんはやんちゃで,素行に問題があり,性格的に不安定なところがあります。友達とよく喧嘩をし手を出すことがあるんです。」などと注意され,私が,「そんなにひどいんですか?」と尋ねると「お父さん,お子さんは,誰と長く接しているんですか?子どもはその人の影響を一番受けるんですよ。」などと心配され、もっとお父さんや他の人と遊んだり、一つのことをやったりする時間を作ることなどアドバイスをいただきました。

保育園で指導を受けた内容を母親に話すと、母親「友達と仲良く遊べかったり落ち着きがないのはアスペルガーやADHDだ」と言うので私が「何言ってるんだ、自分の子だぞ」と言うと、きつい目で睨まれた事を覚えています。この頃の母親の口癖は「こんな事なら産まなきゃよかった」。私に対しても「年齢のいった人(私が高齢=46歳時に授かった)の子だから先天的に異常がある」と言っていました。

201x年8月 から (4歳~6歳)  ダンス教室に通う。

201x年3月から(連れ去られるまで)  サッカースクールに通う。

201x年4月から(連れ去られるまで)  英会話スクール/公文に通う。「裁判所提出書類・年表(時系列より)」

 

保育園卒業時には、保育園の先生から友達とも仲良くできて、決まりも守れる賢い子になりました。と聞きました。

英会話スクールに通い始めてからは、小学校1年の時に習いたての英語の単語(紫=パプー)を学校の休み時間に友達に自慢げに披露し友達の笑いを取った事も当時の担任から聞きました。英会話は、英語という学習面以外にも友達とのコミュニケーションを助け、彼の自信につながる、いろいろな学びを経験させることができるものになっていると思いました。(レポート30)

やりたい時(興味がある時)にチャレンジさせてやる、親としての余裕も必要でしょうが、義務や責任ということでは無く、愛情を持って育てる。父母共に、意地を張るより子どもの事を考え判断するような環境を作りたいです。

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3年前