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12/24(金) 16:28配信
SmartFLASH
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12月16日、自身のインスタグラムで3度めの離婚を発表した俳優のいしだ壱成。女優で元妻の飯村貴子は、いしだが働かないことによる生活苦を離婚の原因に挙げた。
ただ、いしだは「養育費4万円」を月々支払うと宣言しており、自らの不貞で離婚したが、3人の子供にはわずか3万円の養育費しか支払っていないとされる東出昌大に比べれば「マシ」という声もある。
「貯金はゼロ」と元妻は明かしていたが、「4万円」という額はどのように決まったのか。『磯野家の相続』などの著書があり、家族問題に詳しい弁護士・長谷川裕雅氏が語る。
「離婚の際、貯金は財産分与の対象で養育費とは無関係です。養育費は本人の収入で決まるので、なんらかの収入があるということでしょう。また、親の財産も関係ありません」
仕事を失って始めたパワーストーンの販売や、アルバイト収入がそれなりにあるということか。それにしても、職探し中とされるいしだが4万円なのに対し、俳優活動に復帰した東出は3万円という“格差”はなぜ生じるのか。
「収入の多寡で単純に決まるものではありません。裁判上で用いられる『養育費算定表』では、互いの稼ぎのバランスにより、ある程度の金額が決められていますが、あくまで基準であって、そのとおりになるわけではありません。算定表には従わず、お互いの合意で金額を決めることもできます。
たとえば、お金に興味がない人なら相手に養育費をまったく要求しないこともあります。逆にどんなに自分の収入が少なくても、相手が無職で無収入ならばそれなりの額を支払わなければなりません。
東出さんの奥さんだった杏さんの場合、彼女自身にかなりの収入があり、あまり高額を求めない温情のある判断をしたのでしょう。まさにケースバイケースで、金額によって是非などの評価はできないのです」
一方、いしだは娘と「月2回」の面会交流をおこなうという。
「面会交流は一般的に『月1回』が相場なのでたしかに多めではありますが、そこから元奥さんや娘さんとの関係がいいかどうかといったことはわかりません。おそらく、泥沼の争いでの離婚ではないとは思います。養育費4万円も、それなりの誠意を示す額でしょう。
ただ、今回は協議離婚のため、公正証書を残さず話し合いで決めているので、養育費の額や面会交流の回数が翌月に変わる可能性は十分あります」
離婚歴に加え、大麻取締法違反による逮捕で芸能活動停止、二股交際で女性を妊娠・中絶させるなど数々の問題を起こしてきたいしだ。今度こそ、父親としての誠意を貫けるかーー。