アンジー×ブラピだけじゃない!親権で激しく争ったセレブたち

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/22(日) 20:40配信

ELLE DIGITAL

子どものいるカップルにとって、離婚に際しての親権の取り決めは最重要なテーマであることは間違いない。ここでは法廷で壮絶な親権バトルを繰り広げたセレブカップルをご紹介。中には、裁判が長引きすぎて子どもが成人してしまったカップルも……

【写真】セレブたちの終わらない離婚劇
ブリトニー・スピアーズ & ケヴィン・フェダーライン

Photo:Getty Images

全盛期だった2004年に元バックダンサーのケヴィン・フェダーラインと電撃結婚して2005年9月に長男ショーン・プレストン、ほぼ1年後に次男ジェイデンと、立て続けに子どもを出産したブリトニー。次男が誕生したわずか2カ月後にブリトニー側から「和解し難い不一致」を理由に離婚を申請。ブリトニーが慰謝料を払って、共同親権を保有することで2007年に離婚が成立した。

しかし、その頃からブリトニーは度重なる奇行が報じられ、アルコール依存などメンタルヘルスの問題を抱えるように。2008年初めには裁判所命令により親権・監護権は一時的にケヴィン単独のものとなり、ブリトニーは親権を完全に失う事態に。ブリトニー自身も成年後見制度の適用を受け、後見人となった父親ジェイミー・スピアーズの管理下に置かれることになった。

courtesy of britneyspears via Instagram

その後、歌手としても復帰を果たして、共同親権で子育てしていたブリトニーだけど、2019年に再び事件が。子どもたちの祖父にあたるジェイミーが、長男ショーン・プレストンの体を強く揺さぶるなど虐待疑惑が浮上。それをきっかけに親権はブリトニーが30%、ケヴィンが70%に変更されてしまったのだ。ブリトニーは現在も毎月何万ドルも養育費としてケヴィンに支払っていると言われている。

今年、13年に続く父親や関係者からの後見人制度の解除を求めて立ち上がったブリトニー。つい先日、父親が後見人辞任に同意を示し、1歩大きく前進した。ティーンエイジャーになった2人の息子の親権についても平等な共同親権に戻せることを祈る!
アンジェリーナ・ジョリー & ブラッド・ピット

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5年以上に及ぶ親権裁判に、未だ終わりが見えないブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの元スターカップル。

2人は2005年公開の映画『Mr.&Mrs.スミス』の撮影中に知り合い、10年間パートナーとして養子3人・実子3人の6人の子どもを子育て。2014年に遂にゴールインしたにも関わらず、2年後の2016年にアンジー側から「和解し難い不和」を理由に離婚申請が出された。一説によれば、プライベートジェット機での移動中に機内で起きたブラッドと長男マドックスの親子喧嘩でブラッドがマドックスに暴力を振るったことがその決定打となった、と言われている。

以来、6人の子ども(うち長男のマドックスは成人したため、現在5人)の親権などをめぐって争われている2人の離婚裁判は、あまりの難航ぶりでまさに“泥沼”。アンジーは一貫して単独親権を主張。ブラッドは子どもたちとの面会もままならない状態だったが、今年5月に、2人の裁判を担当していたジョン・オーダーカーク判事が、ブラッドに対して、暫定的に親権を大幅に認める予備判決を下した。

自分に有利な判決にブラッド側が大喜びしたのも束の間。アンジー側は「DV歴のある人間に親権が与えられることは子どもの最善の利益を損なう」、「考慮に欠ける」判決だとし、判決に至るまでの過程に問題があったと控訴した。先月23日、カリフォルニア州の控訴裁判所は、オーダーカーク判事に倫理違反があったとして、彼が本件の裁判を担当するのは適格でないと判断。また振り出しに戻る形に……。
ケリー・ラザフォード & ダニエル・ギエルシュ

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「ゴシップガール」でセリーナの母リリーを演じていたケリー・ラザフォードはドイツ人実業家の夫、ダニエル・ギエルシュと2010年に離婚。国際結婚のカップルの間には2006年に生まれたエルメスと2009年に生まれたヘレナの2人の子どもがいたため、国をまたいだ親権争いが始まった。

2012年にはダニエルの米国ビザが取り消されたことで、裁判官はアメリカに入れない父親に子どもたちの監護権を与え、母親のケリーがヨーロッパに会いにいくのが妥当であると判断。子どもたちは国外のモナコに引っ越すことに。この期間、離婚&親権争いの弁護費用、子どもたちに会うためのNYーヨーロッパ間の渡航費用がかさんでケリーは自己破産も申告している。

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2015年夏にはモナコの裁判所に認められて一時的にアメリカに戻ってきた子どもたちをケリーが送り返さないという強硬的態度に出たため、ダニエル側は「児童誘拐」にあたるとして、米国の裁判所に子どもたちの引き渡しを緊急要請。結局、本件の管轄であるモナコの裁判所によって同年12月、ダニエルの全面的な親権を認める判断が下され、ケリーは親権を失ってしまった。現在も子どもたちと海を隔てた生活を続けるケリーだが、頻繁に会いに行っているようで、関係は良好な様子だ。

3年前