「子どもに近づくな」 熊田曜子が夫に仕掛けた“法廷バトル”の裏側

DV法と離婚のアルアル。

https://news.yahoo.co.jp/articles/958cc8d58d72678c399298cf27fbbfa720bd08c8

8/18(水) 17:12配信

文春オンライン

「紺地に花柄のワンピースで派手な印象でした。一番前の席で、先生の話をニコニコ頷きながら聞いていましたね」(同席した父兄)

【画像】公園で娘をあやす熊田曜子

 7月初旬、小3の長女の保護者会に出席していた熊田曜子(39)。その笑顔とは裏腹に、夫との戦いのゴングを自ら鳴らしていた。

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事件後に3人の娘を連れて引っ越し

頻繁に更新していたSNSも一時休止中

 5月18日、熊田は夫のA氏に顔を殴られ、身体を蹴られたとして警察に通報、A氏は逮捕された。その後、熊田は以前から夫にDVを受けていたと主張し、離婚の手続きに入ると発表。

「事件後、夫と暮らしていた港区の自宅からほど近いマンションに3人の娘を連れて引っ越しました。子供に会いたいという夫の求めには応じず、母親を呼び寄せ、子育てを手伝ってもらっています」(芸能関係者)

 一方、“DV夫”の烙印を押されたA氏は、週刊文春6月17日号の取材に応じ、「彼女の掛布団を引きはがしたときに手が顔に当たった」と暴行を否定。熊田と友人との電話の中で、「プロ」と呼ばれる男性の存在があること、熊田のバッグの中に「ウーマナイザー」という大人のおもちゃがあったことで不貞を確信。事件はその話し合いの中でのトラブルだったと説明した。

「夫の反撃で、熊田の当初の被害者イメージが変わってしまい、今はほぼ仕事がない状況です」(芸能記者)

 そんな中、熊田は早くも夫に“法廷バトル”を仕掛けていた。6月24日、東京地裁に「配偶者暴力等に関する保護命令」の申立てを行い、熊田はおろか、「子供にも近づくな」と接近禁止を求めたのだ。
熊田の申し立ては“無理筋”?

 DV問題に詳しい千葉貴仁弁護士が説明する。

「配偶者からの暴力の危険に緊急性があると認められる場合、裁判所から配偶者へ接近禁止の命令を出してもらえます。ただ、今回は事件から1カ月以上が経っており、なぜこのタイミングでという疑問はあります」

 命令が出た場合、A氏がDVをしていたと、裁判所が認定する形になる。だが、A氏の弁護士が語る。

「A氏は裁判所に彼女に近づくつもりはないと話して釈放されており、実際、私を通してやり取りしている。そもそも愛情はすでになく、会う理由もない。子供への接近禁止も、引き渡す際に彼女に会うことで暴力の危険があるという主張ですが、日常的に子供の世話をしてきたA氏の両親の家を引き渡し場所に使えば、直接会う必要もない。事件後、A氏は曜子氏に一切接触しておらず、なぜわざわざこんな申立てをしたのかA氏も驚いています」

 A氏は裁判所にもそう主張。すると7月21日、熊田は申立てを取り下げた。

「申立てが無理筋だと裁判官に諭されたのではないでしょうか。正式に申立てが却下されれば、彼女にとってイメージダウンにつながりますから」(同前)
熊田が使っていたメッセージアプリ

 7月16日、A氏は暴行罪で起訴された。公判では事件に至る経緯として、不貞疑惑が取り上げられそうだ。A氏に改めて聞くと、

「実は彼女は昨年8月から『Telegram』というメッセージアプリを使っていたことがわかりました。これは時間が経つとメッセージが自動的に消える、つまり証拠として残らないものです。どうしてわざわざこんなアプリを使っていたのか……」

 熊田側に事実関係について問い合わせたが、締め切りまでに回答はなかった。

 周囲のママ友に、「夏休み、やることないのよね」と漏らしていたという熊田。“宿題”は山積みだが――。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年8月12日・19日号

3年前