★院内集会 「どうして日本は非難される?」
日本人の妻に子どもと引き離されたフランス出身のヴァンサン・フィッショさんが
千駄ヶ谷駅でハンストしたニュースが各国で流れ、日本の家族の法の仕組みが海外で批判されています。
しかし、こういった海外からの声を無視して家族法についての法制審議会は進んでいます。
赤旗や東京新聞は、「危険な男」から女性の子育てを守るために共同親権に反対しはじめました。
子どもの面倒を見ない「男には共同親権を要求する準備がまだない」
……学者も男性の子育てが嫌いです(上野千鶴子『離婚後の子どもをどう守るか』から)。
でも、「卓球の愛ちゃん」(福原愛さん)の離婚で「共同親権」はトレンドワードになりました。
芸能人の離婚では、週刊誌は共同親権に言及するのは珍しくありません。
男女平等よりも、親の別れ(離婚)を親子の別れと結びつけてきた「伝統」を優先したことが、
国が単独子育て、親子の生き別れ、そして単独親権制度を放置する原因ではないでしょうか。
時代に合わないのはどっちでしょう。
■日時 9月14日(火)15:00~18:30
■場所 衆議院第二議員会館多目的会議室
■内容
・共同親権訴訟報告
・お話 ドラ・トーザンさん(作家、ジャーナリスト)
「パパは仲間外れで大丈夫?」 *フランスからオンライン
✓発言
ヴァンサン・フィッショさん
(日本在住。子どもを連れ去られ千駄ヶ谷駅前でハンガース
トライキを敢行)
ティエリ・コンシニさん(在外フランス人議会議員)
内田 修さん(フランス在住。フランスで親権を奪われた父親)*フランスからオンライン
◆予約不要 議員会館入口で係から通行証を受け取り下さい(無料)
主催 共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
TEL 0265-39-2116 メール kkokubai_contact@k-kokubai.jp
*新型コロナウィルスの影響で、開催が中止や変更される場合があります。
その際は当会のホームページ及びSNS等でお知らせします。
★ 9月14日スケジュール ★
<共同親権訴訟第5回口頭弁論>
13時30分~ @東京地裁706号法廷 傍聴よろしく!
11:10~ 東京家庭裁判所へ運用改善の申し入れ ◆ 11:00東京家裁前集合
12:00~13:00 街頭宣伝 @東京地裁前 ◆ いっしょにチラシ配ってね
13:30~ 第5回口頭弁論 @東京地裁706号法廷 *国が裁判所の質問に答えます
15:00~18:30 院内集会「「どうして日本は非難される?」 ◆どなたでも参加できます
●発言者プロフィール
ドラ・トーザン(Dora Tauzin)さん
“日本とフランスの架け橋” として活躍する国際ジャーナリスト。エッセイスト。暮らしやおしゃれといった身近なテーマから、女性問題や街作り、ワークライフバランスといった幅広いテーマで、執筆や講演活動をする。著書に『フランス人は年をとるほど美しい』(大和書房)、『フランス人は「ママより女」』 (小学館文庫) 、『愛される男の自分革命』(徳間書店)など著書多数。ウェブマガジンで「日本の少子化の流れは止められるか――〈働く女性ほど子どもを産む〉というフレンチ・パラドックスにヒントを求めて」「恋愛大国フランスは、なぜ結婚に人気がないのか?」「フランスの育児、介護とは?日本よ、愛ために戦おう!」等の記事を執筆。父親の子育てや共同親権についても活発に発言。ホームページwww.doratauzin.net
ヴァンサン・フィッショ(Vincent Fichot)さん
日本在住のフランス人。2018年8月に、日本人の妻に子供2人を連れ去られ、その後、子どもたちと会えなくなっている。ハンガーストライキには、フランス大統領特使やEU欧州連合(EU)加盟国の駐日大使が訪問し、国際的な支持を得た。2020年にはEU議会に働きかけ、日本の実子誘拐を非難する請願が採択された。
ティエリ・コンシニ(Thierry Consigny)さん
フランスの国会議員の在外フランス人議会議員。著作家。日本に在住し、国際離婚の問題で日本のハーグ条約加盟に対し、LBP(Left behind parent)とともに国際社会に訴えかけた。また、日本の家族法制度の改革について日本政府に長年働きかけてきた。
内田 修(Uchida Osamu)さん
ワイン醸造家。フランス人女性との間の2人の子どもとの関係を維持するためフランスに在住。フランスの裁判所で親権を失う。現在も制約された子どもとの面会が続く。日本の法制度の不備のためフランスの裁判所で日本人が不利になる現状を訴える。