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7/24(土) 9:15配信
ELLE DIGITAL
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6人の子どもたちのうち未成年の5人の子どもたちの親権を巡って争っていたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。今年5月にブラッドとアンジーが共同で親権と養育権を保持するという予備判決が下された。これで長年にわたる親権争いは決着したと見られていた。
しかしそう簡単にはいかないもよう。現地時間7月22日(金)にカリフォルニアの控訴裁判所は、この判決を下したジョン・W・オデンカーク判事に倫理的な問題があるとして、アンジーとブラッドの親権裁判を担当するのに適格ではないという決断を下した。理由はオデンカーク判事がブラッドの弁護士との利害関係を十分に開示していなかったから。昨年8月アンジーはオデンカーク判事とブラッドの弁護士にビジネス上の関わりがあることを指摘、判事を変更して欲しいと訴えていた。でも11月に裁判所はアンジーの訴えを却下、オデンカーク判事が継続することを決定していた。今回の控訴裁判所の判決はそれをを覆し、アンジーの訴えを認めたことになる。
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新聞「ニューヨークポスト」や雑誌『ピープル』によると、オデンカーク判事が不適格だと判断されたため彼が下した予備判決は再審議されることになる。つまり親権や養育権をめぐる取り決めは2018年11月時点の取り決めに戻される。アンジーだけが養育権を持ち子どもたちはアンジーの家で暮らす。ブラッドには子どもたちを訪問する権利だけが与えられる。
ブラッドは雑誌『ピープル』などに声明を発表。「控訴裁判所の判決は技術的な手続き上の問題に基づくものだ。事実は変わっていない。判事及び裁判で証言した多くの専門家が子どもたちの利益のために何が最善であるか、明確な結論を出すに至った事実に基づく証拠がたくさんある。子どもたちに何が最善か、詳細な調査結果に基づいて法律的に必要なことを進めていく」。親権と養育権を共同で持つために闘う姿勢を示している。
この控訴裁判所の決定で終結したと思われていた争いが再開する。泥沼バトルは多々あるセレブ界といえども、ここまでこじれる親権裁判はまれ。今後の展開に注目が集まっている。