「息子に会わせろ!」、42歳父親が巨大クレーン上に居座り 3日間

 発信地:ナンテ/フランス [ ヨーロッパ フランス ]
「息子に会わせろ!」、42歳父親が巨大クレーン上に居座り 3日間

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仏ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • 仏ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さんを見上げる人々。15日朝に登ったきり、面会禁止令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言して17日になっても降りてくる気配を見せていない(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん。15日朝に登ったきり、面会禁止令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言して17日になっても降りてくる気配を見せていない(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん。15日朝に登ったきり、面会禁止令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言して17日になっても降りてくる気配を見せていない(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンから降りてくる二コラ・モレノ(Nicolas Moreno)さんを見守る警官ら。息子との面会を求めて高さ43メートルのクレーン上に居座るセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さんとの連帯を示し、クレーンに登った。モレノさんも「2人の息子を奪われた」と訴えている(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を禁じた裁判所命令の撤回を訴えて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん(右)と二コラ・モレノ(Nicolas Moreno)さん。息子との面会を禁じた裁判所命令の撤回を訴え、15日朝にクレーンに登ったきり17日になっても降りてくる気配を見せていない(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん。15日朝に登ったきり、面会禁止令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言して17日になっても降りてくる気配を見せていない(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
  • フランス西部ナント(Nantes)の造船所にある高さ43メートルのクレーンの上で、息子との面会を許可するよう求めて抗議するセルジュ・シャルネ(Serge Charnay)さん。15日朝に登ったきり、面会禁止令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言して17日になっても降りてくる気配を見せていない(2013年2月17日撮影)。(c)AFP/FRANK PERRY
【2月18日 AFP】フランス西部ナント(Nantes)で15日朝、幼い息子との面会を禁じられた父親(42)が造船所の巨大クレーンの上によじ登り、裁判所命令の撤回を求めた。この父親は、裁判所命令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言しており、「(息子の)ブノワには2年も父親がいない」と書かれた大きな横断幕を掲げたまま、17日になっても降りてくる気配を見せていない。

高さ43メートルのクレーンに登ったのは、2006年に誕生した息子の親権を失ったセルジュ・シャルネ( Serge Charnay)さん。息子を誘拐しようとしたとして面接交渉権も失っている。親権をめぐる裁判所命令が「家族と自分の生活を崩壊させた」と訴え、撤回を要求しているシャルネさんは、クレーンの上から携帯電話のテキストメッセージで「はっきりとした進展がない限り、ここにとどまる」と宣言。3月28日に再審理が行われることが決まったことを伝えられた後も降りることを拒否しており、その後、携帯電話のバッテリーが充電切れを起こしてしまったとみられ、当局はシャルネさんとの対話再開の方法を模索しているという。

一方、シャルネさんの友人でやはり2人の息子との面接交渉権を要求しているニコラ・モレノ(Nicolas Moreno)さんも16日、近くのクレーンに登って抗議したが、数時間後に降りた。また東部ストラスブール(Strasbourg)でも17日、シャルネさんらをまねたと思われる男がクレーンに登り、2時間にわたって抗議した。

シャルネさんらの抗議は、父親の権利保護を訴える団体「SOSパパ(SOS Papa)」の承認を受けた抗議行動で、ジャンマルク・エロー(Jean-Marc Ayrault)首相はクリスチャーヌ・トビラ(Christine Taubira)法相とドミニク・ベルティノッティ(Dominique Bertinotti)家庭問題相に対し、来週にも同団体との面会を命じた。(c)AFP

3年前