別居等に伴う子の養育の在り方に関する質疑について、法務大臣閣議後記者会見の概要 令和3年7月13日(火)

http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00217.html

別居等に伴う子の養育の在り方に関する質疑について

【記者】
 先週東京でハンガーストライキを開始したフランス人男性について質問させていただきます。
 この男性は3年前から子供に会えない状況で,いろいろな手続をしたのですけれども,やはりハンガーストライキが最後の方法であるとの結論に達しました。
 離婚していない父親は子どもに会えないだけでなく,子どもが生きているかどうかも分かりません。
 フランスの政府や弁護士などは幾つかの手続をしたにもかかわらず,日本の政府に無視されています。
 日本は子どもの権利条約を批准しましたが,十分に守られていないと思われますが,大臣の御意見を聞かせてください。

【大臣】
 今の御質問の件でございますが,個別事案ということでございまして,法務大臣としてコメントをすることについては適当ではないと考えております。
 その上で一般論として申し上げるところでございますが,離婚や別居に伴う子の養育の在り方につきましては,現在法制審議会で調査審議が行われているところでございまして,法務大臣として,充実した調査審議がなされることを期待しているところでございます。
 個別事案ということでございますので,私自身そのことについてのコメントは差し控えさせていただきたいと思っております。
(以上)

3年前