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1/30(土) 3:00配信
サンケイスポーツ
前田敦子
元AKB48の絶対的エースで女優、前田敦子(29)と実力派俳優、勝地涼(34)が互いに弁護士を立てて離婚協議に入ったことが29日、分かった。複数の関係者の話を総合すると、夫妻は冷却期間を設けて話し合いを続けてきたが、関係修復は不可能と判断。2019年3月に誕生した長男(1)の将来を最優先に考え、離婚協議を進めているという。前田は昨年いっぱいで太田プロダクションから独立し、個人事務所を設立したばかりで、シングルマザーとして女優に子育てに邁進する。
【写真】離婚協議に入った前田敦子の夫、勝地涼
2018年7月、交際4カ月のスピード婚で幸せをゲットしたはずの前田と勝地が、2年半後に離婚という苦渋の決断を下した。
夫妻を知る関係者の話を総合すると、別居したのは昨年春。当初、勝地のアドバイスもあって、女優を続ける前田が育児のサポートを受けやすい環境で暮らせるようにと、夫妻は前田の両親が住むマンションの別の部屋で新居を構えていた。
だが、育児への不安もあってか、前田は出産前からナーバスになることがあったという。前田が育児ストレスをかかえたときには実家を頼るように。孤立した状態になった勝地は自宅を離れて、仕事場として借りていた別のマンションで暮らすようになった。
前田も生活を仕切り直すために、実家から車で少し離れた場所にある別のマンションに引っ越していた。ただ、夫婦の仲が完全に壊れたわけではなく、別居はあくまで冷却期間を置くためだったという。その直後の昨年6月、週刊誌に報じられ、別居が発覚した。
そんな状況下でも勝地は、前田が仕事で家を空けるときには連絡を取り合い、前田の住むマンションまで出向いて子育てを手伝っていた。
ただ、夫妻の気持ちがさらにすれ違うようになり、勝地が子供に会いたくても会えない状況が続くようになったという。バラエティー番組でたびたび長男の話題を話すほど子煩悩な勝地は、夫婦のあり方や家族の将来について悩むように。離婚も視野に考えるようになった。
一方の前田はあくまで関係修復を模索し、離婚するつもりはなかったが、今年に入って離婚もやむなしと判断。双方ともに弁護士を立てて離婚を正式に話し合うことになった。
互いに長男の将来を第一に考えていることでは一致。勝地は母親のもとで子供は育つのが最適と考えており、親権を争う気はないようだ。ただ、離婚しても勝地が長男の父親であることには変わりなく、子育てを手伝っていく意向という。
2人は15年に日本テレビ系ドラマ「ど根性ガエル」で初共演。18年春に友人関係から急接近し、ゴールインしたが、結婚生活は長くは続かなかった。離婚協議に入ったことについて前田の所属事務所は「事実ではありません」と否定。勝地の所属事務所は「聞いていない」としている。
前田は昨年大みそか、AKB48時代から所属していた芸能事務所、太田プロダクションから独立し、個人事務所を設立。女優としての評価は高く、仕事で一人立ちしたばかり。私生活でも離婚を決断したことで、働きながら子供を育てるシングルマザーとして、前向きに突き進んでいく。