こんにちは。お久しぶりです。めちゃくちゃ久しぶりの投稿になってしまいました。
突然ですが共同親権という言葉はご存知でしょうか?これは子どもに対する権利(教育、進路など様々な事に意見を言える)を父母両方に認める権利です。アメリカの大半の州を初めドイツやイタリアなど多数の先進国で、離婚後もこの制度を認めています。
では日本はどうでしょうか?
日本では婚姻中のみ認められていて、離婚後はどちらか一方が親権を持つ単独親権制度を採用しています。
この制度のいいところは、例えばパートナーからDVを受けていて、子どもにも被害が及んでいる場合などは、相手が全くこちらに接触できないようにできます。
しかし、これは同時に子どもの連れ去りといった問題も孕んでいます。単独親権では、権利を持つ側が一方的に子どもの教育方針、住む場所などを決めることになります。その上で離婚した相手側が子どもに全く会えないようにすることも可能です。
もともと単独親権制度は日本のお家制度に風習に基づいたものでした。それが時代が変わり、子どもは母親が育てるものとして、離婚後子どもに会えない父親がたくさん生まれてきました。
ひとつの法には必ず一長一短がある。だからこそ時代の変化と共に変えていくべきじゃないでしょうか?
僕がもともとこの共同親権という言葉に出会ったのはつむぎまどかさんという方に出会ったのがきっかけでした。
まどかさんの活動の一端はこちら↓
彼女自身も離婚後、元夫が監護権をもったため、お子さんと一緒に過ごせていません。子どもがもう一方の親と一緒に暮らすことを望んだとしてもそれは聞き入れられない。
そんなのはおかしい!
彼女はその想いを胸に制度を変えようと動いています。
さて、そのように制度から変えようとしているまどかさんですが、もう一人、違った角度からこの問題に取り組む方に出会いました。尾崎瑠美さんです。
ひとり親の家庭では、生活が苦しくクリスマスプレゼントが買えずに申し訳ない気持ちになる親御さんが多いそうです。
さらに単独親権制度の元では、一緒に暮らしていない方の親が子どもにクリスマスプレゼントを送ってもつき返される事が多いそう。
ただクリスマスを祝ってあげたい
その気持ちさえもこの制度で許されません。
尾崎さんがえんとつ町のプペルの絵本を送ろうと思ったきっかけは、この本の物語が子どもに会えない父親たちと姿が重なったから。
そんな中、この絵本を送ったら、離婚してから初めてプレゼントを受け取ってくれた家庭があったそう。さらに絵本を読んだ母親が、悪いことをしていたと思い、
父と子どもは離婚後初めて会うことができた、という”奇跡”が起こりました
尾崎さんは救いを求めるように、この絵本を一人親の家庭に寄付することを決めました。
その数、5400冊(現在は3200冊になっているみたいです)
クラウドファンディングで資金を集めていますが、足りない分は自腹を切るという覚悟。その話を聞いた時、涙が止まらなくて、絶対応援したいと思いました。
さらにその話を幻冬舎の袖山さん経由で聞いた西野亮廣さんはその場で5400枚のムビチケをプレゼントする事に決めたそうです。
奇跡は起こっているし、これからも起こり続ける
ひとり親家庭の子どもにクリスマスプレゼントを送りませんか?
一緒に奇跡を迎えにいきましょう
奇跡を起こす映画えんとつ町のプペルは12月25日に公開