子どもを連れて、逃げました。

西牟田靖 著
四六判並製 356頁
定価:本体1700円+税
978-4-7949-7243-9 C0095〔2020年11月〕

DV、モラハラ、浮気、貧困―――
それでも「家族」に希望を見出すために。

【子どもを元夫に会わせるのは、別れた後、幸せになるため】

「妻は私に別れを告げ、まだ3歳の娘の手を引いて去っていった。
私を父親にしてくれた妻と娘にはもちろん愛情はあった。
ずっと一緒にいるのだと思っていた。けれど、実際、そうはならなかった」

なぜ、彼女たちは「子どもを連れて、逃げ」たのだろうか。妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、女性たちの声に耳を傾け続ける。はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。そして、16人のシングルマザーたちは、困難な状況をどのように生き抜いたのだろうか。現代の家族と離婚の姿を立体的に描く、迫真のルポルタージュ。

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【目次】

第1章:子どもを連れて家を出た
第2章:会いたくない、会わせたくない
第3章:家庭内別居という地獄……からの解放
第4章:会わせたかった。だけど縁が切れてしまった
第5章:離婚して、シングルになっても私は自由に生きる
第6章:再婚すれば関係も変わる……
第7章:「夫」との別れ、昔と今
第8章:夫婦の別れと父子の別れは別

現代の家族をどう考えるか――専門家にうかがう

男女はなぜもめるのか? しばはし聡子さん(一般社団法人りむすび代表)
仕事を減らしてでも子どもの面倒をみる覚悟はありますか 古賀礼子さん(弁護士)
昭和の頃から行われていた共同養育 円より子さん(政治家・作家)

 

◇西牟田靖(にしむた・やすし)
ノンフィクション作家・フリーライター。1970年大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒。離婚を経験し、わが子と離れて暮らす当事者となって以来、子どもに会えない親、DVや虚偽DVなど、家族をテーマにした記事を雑誌やウェブメディアに執筆。著書に『僕の見た「大日本帝国」』、『誰も国境を知らない』『本で床は抜けるのか』など多数。18人の父親に話を聞いた『わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち』(PHP研究所)を2017年に出版。
1か月前