2月9日(現地時間)にハリウッドで開催された第92回アカデミー賞でブラッド・ピットが映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で助演男優賞を受賞。
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ブラピは今年のアワードシーズンの助演男優賞を総なめに。これまでの受賞スピーチも話題になったものの、今回の注目ポイントは今まで触れなかった子どもたちについて話したこと。
受賞スピーチはアカデミー賞へ俳優として4度目のノミネート、そして初受賞への喜びの声から始まった。
「ありがとう。もう最高です。本当に最高。この最も名誉ある賞を受賞できて、アカデミーに感謝します」
そして監督クエンティン・タランティーノと共演者のレオナルド・ディカプリオに感謝の言葉を述べた。
「この賞はクエンティン・タランティーノのおかげです。あなたは独創的で、ユニークだ。あなたがいなかったら映画業界はつまらない場所になっていると思う。僕は、監督がクリス・ブーフ(映画内のブラッドの役)に与えた性格が大好きなんだ。人のいいところを見て、最悪を想定しながらベストな方法を探してくれる。そしてレオ、君にいつでも便乗するよ! この景色は最高だ」
そして他のキャストやクルーたち、スタントマンなどにも感謝を告げた後、最後に今まで話してこなかった子どもたちについて触れ、スピーチを終えた。
「僕のやること全てに彩りを与えてくれる子どもたちへ、この賞を送りたい。君たちを愛している」
アワードの受賞スピーチといえば、子どもや家族に感謝を伝える場であるのがお約束だけれど、ブラッドはこれまでの受賞スピーチで子どもについて話したことはゼロ。
1月に行われたゴールデングローブ賞後に『TMZ』に入ったある情報によると、ブラッドはスピーチで話すことで、子どもたちに変に関心を持たれてしまう可能性があるのを懸念しているからあえて触れていなかったそう。
また子どもたちへ配慮をしている一方で、元妻アンジェリーナ・ジョリーは子どもたちを宣伝に使っているような節があると、ブラッドの周りの人たちは感じていたんだとか。
ブラッドには元妻アンジェーナ・ジョリーとの間に養子のマドックスくん、パックスくん、ザハラちゃんに加え、実子のシャイロちゃん、ノックスくん、ヴィヴィアンちゃんの6人の子どもがいる。
ブラッドとアンジェリーナは2016年9月に離婚の話が出てから、2018年4月に正式に離婚。1年半以上に及ぶ6人の子どもたちの親権争いの末、「共同親権」で合意したと言われている。
なぜ今回突然子どもたちのことを話したかはわからないけれど…子どもたちへの愛が伝わってきてほっこり。 素晴らしい俳優なだけでなく、お茶目なモテ男、そして子煩悩なブラッド。アカデミー賞受賞、本当におめでとう!