本日の法務委員会における串田議員の質問、山下法務大臣の回答について、発言趣旨を起こしました。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48443&media_type=fp
串田議員「上川前法務大臣のバトンを受けて、共同親権も検討されるのか。」
⇒山下法務大臣「親子法制の諸課題について、必要な検討を進めて参りたいと思っているところです。」
串田議員「単独親権の撤廃を含めて、かなり具体的に報道されています。単独親権と共同親権をいずれの国が採用しているのか」
⇒小野瀬民事局長 回答「日本を除くG7各国は共同親権を採用している。」
串田議員「なんで我が国だけが単独親権なのか。世界標準になっていかなければならない。大臣として検討していかなければならないのでは」
⇒小野瀬民事局長 回答「適時適切な親権の行使が難しく、子の利益に反することがあると考えられる。」
⇒山下法務大臣「離婚した後も子にとっては親であることに変わりはない。離婚後も子の養育にかかわるというのは子の利益にとっても重要。引き続き検討して参りたい。」
串田議員「弊害以上にメリットがある。親が子を奪い合うということが問題。片方を悪者にするような流れがなくなる。先進国は、弊害を乗り越えてる。我が国も是非とも検討してもらいたい。」
⇒山下法務大臣「一般論として、子どもにとって親であることに変わりはない。引き続き検討して参りたい。」
串田議員「ハーグ条約の不履行国と認定されていることについてどのように考えるか。」
⇒山下法務大臣「米国内の法律により、不履行国ではないかと分類されたものと考える。ただ、ハーグ条約が適切に履行されることは重要であると考える。」
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