男女共に参加歓迎。DVやジェンダーに関する最先端の研究・支援・その現実、裏側まで、パネリストやDVを体験した当事者男女が語ります
はじめに
ー女も男も幸せな家族の作り方ー
離婚率も増え、非婚の人たちも増えてきました。離婚を巡って、子供の奪い合いや、一方的な引きはなしで、親子断絶という痛ましい現実も看過できなくなっています。
政府は離婚後の共同親権について検討すると言い始めましたが、問題は簡単ではありません。
家族を巡っては、DVや、虐待などの問題は防止法施行以降も終わる気配を見せませんし、女性支援の限界や矛盾も言われる中で、男性に対する支援も一向に進みません。
男性と女性が対立するのではなく、真に平等で対等な関係を作り、ひとりひとりの個性が尊重される家庭を作るために、家族を巡る法律や制度について、女と男が対話し、相互理解を深める対話と共感の場を持ちたいと思います。
これまで、十一回に亘って男性と女性が当事者性を持って語り合う場を設けました。
今年もまた東京で当事者のための集まりを持ちたいと思います。
概要
開催日時
2018年11月3日(日)9:30~17:00
場所
目黒区男女平等・共同参画センター
〒153-0061 東京都目黒区中目黒二丁目10番13号 中目黒スクエア8・9階
参加費
1500円
(男女を問わず誰でも、子供連れでも参加できます。
ただし保育はありませんので、各自安全には配慮してください。)
また、参加予約等は不要です。
どなたでも、お気軽にお越し下さい。
プログラム
パネリストプロフィール
宗像 充
ライター。共同親権運動ネットワーク運営委員。別居親。
2007年に子どもと引き離され、現在は月に1回娘と会っている。
2008年から面会交流・共同親権に関する市民運動、法制化運動を始め「共同親権運動」という言葉を作る。
「おおしか家族相談」で家族に関する相談支援を行う。
著書に『引き離されたぼくと子どもたちどうしてだめなの?共同親権』(2017年、社会評論社)
『子育ては別れた後も改定版・子どもに会いたい親のためのハンドブック』(2018年、社会評論社)
『南アルプスの未来にリニアはいらない』(2018年)
味沢 道明
*1954年広島県生まれ。
*北里大学獣医科卒。1988、サラリーマン生活10年でギブアップ。
*専業主夫からパート主夫に。自然派料理教室のかたわら、日本の男性運動をリード、加害者の脱暴力支援を開始。
*メンズ仲間と1995メンズセンター開設、1995「男」悩みのホットライン開設、1998非暴力研究会設立、1998 メンズサポートルーム開設代表、2003日本家族再生センター設立 所長
*加害被害、性別、年齢にかかわりなく、困難の渦中の当事者のためのさまざまなサポートを提供。
*2005 第一回日本男性学会議開催、2008メンズカウンセリング協会設立 理事。
*著書ほか:『料理も暮らしもいい•かげん』、『殴るな!』『脱暴力のためのファシリテート』、『メンズカウンセリング実践』『DVは なおる』など。
*メンズカウンセラー
佐藤 義則
*1964年生まれ 山形県にてサラリーマンの家庭に生まれる。
*32歳で2児のシングルマザーと結婚するも2年後に離婚
*36歳の時に仕事と恋愛の問題から自殺未遂。
*42歳で再婚し2人の子供に恵まれたが10年後の2015年に自身のDVにより家庭が崩壊。
*その時から家族再生センターに関わり現在に至る。
中村 和憲
*1980年生まれ
*Web系開発エンジニアの傍ら、メンズカウンセリングを学び、カウンセリング業務を開始
*元当事者(モラハラの加害者)として得た経験をもとに、加害者にも被害者にも支援を行う。
*DVやモラハラの他、ブラック会社や人間関係等の相談も請け負う。
*Webページ(Regrow Skill)にてブログ執筆中
*モラハラによる離婚の3年後に再婚、現在1児の父一年生
*メンズカウンセリング協会東京代表・メンズカウンセラー