ハーグ条約の真実:ハーグ条約の趣旨

詳細はこちらから ハーグ条約の趣旨 ハーグ条約は、「子どもの親権をどちらがとるか」を決めるものではありません。常居所国で、きちんと法的手続きをとるための手続き規定です。 夫婦が別れる場合には、「きちんと子どもの将来のこと…

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毎日:質問なるほどり ハーグ条約って?

質問なるほドリ:ハーグ条約って?=回答・反橋希美 詳細はこちらから  <NEWS NAVIGATOR>  ◇国際離婚、子の扱い規定 日本人女性の連れ帰り問題に なるほドリ 最近耳にする「ハーグ条約」ってどんな条約? 記者…

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毎日:ハーグ条約加盟要綱案:DV被害の元妻ら「まだ不安」

ハーグ条約加盟要綱案:DV被害の元妻ら「まだ不安」 詳細はこちらから 「ハーグ条約」の国内手続きについて法制審議会の要綱案が23日まとまり、返還を拒否できるケースなどが示された。だが、配偶者による暴力(DV)から逃れて帰…

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産経:ハーグ条約 DV証明困難 運用不安

DV証明困難 運用不安 詳細はこちらから2012.1.23 20:54  ハーグ条約に加盟すれば国際結婚をめぐるトラブルが減少するという見方がある一方、国内では反対論も根強い。要綱案ではドメスティックバイオレンス(DV)…

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文藝春秋日本の論点PLUS:「ハーグ条約」

詳細はこちらから ハーグ条約 2012.01.26 更新 1980年、オランダのハーグ国際私法会議で採択された「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」のことで、国際結婚が破綻した夫婦の一方が、もう一方の了解を得ない…

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スポニチ:郷ひろみ 長女は在京テレビ局に就職 次女は20歳に

 肺炎のため7日に81歳で亡くなった俳優の二谷英明さんの通夜が10日、東京・芝公園の増上寺光摂殿で営まれた。二谷さんの一人娘友里恵さん(47)の元夫の郷ひろみ(56)も駆け付け、2人の娘と12年ぶりに再会。悲しみの場での対面となった。

 悲しみの中、英明さんの通夜で見た2人の愛娘は、友里恵さんや白川のおかげで立派に成長していた。薫子さんは昨年4月に在京テレビ局に就職。新子さんは3月に20歳の誕生日を迎える。

 帰る時は報道陣の前をあえて通らなかった郷。さまざまな思いを胸にしまい込んで去っていくように見えた。

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スポニチ:郷ひろみ 14年前の「ダディ」で離婚告白の最大の理由

郷ひろみ 14年前の「ダディ」で離婚告白の最大の理由

<二谷英明さん通夜>通夜に参列する郷ひろみ
Photo By スポニチ
 肺炎のため7日に81歳で亡くなった俳優の二谷英明さんの通夜が10日、東京・芝公園の増上寺光摂殿で営まれた。二谷さんの一人娘友里恵さん(47)の元夫の郷ひろみ(56)も駆け付け、2人の娘と12年ぶりに再会。悲しみの場での対面となった。

 98年4月、友里恵さんとの離婚を告白して世間を驚かせた著書「ダディ」。同書では「どんな状況になろうとも、きみたちの父親はダディしかいない」と娘への愛をつづっている。会見ではなく本で離婚を発表したのは「まだ小学生で夫婦のことを理解してもらえない子供たちに、後々によく読んでもらいたかった」ことが最大の理由だった。「ダディ」とは娘が郷を呼ぶ愛称だ。

 01年に友里恵さんが離婚の真相をつづった告白本「楯」を出版した際は「子供たちのために反論しない」と口を閉ざした。娘を守りたいという父親の一心だった。

[ 2012年1月11日 07:19 ]

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毎日:郷ひろみ複雑 二谷英明さん通夜で12年ぶりに娘と再会

郷ひろみ複雑 二谷英明さん通夜で12年ぶりに娘と再会

肺炎のため7日に81歳で亡くなった俳優の二谷英明さんの通夜が10日、東京・芝公園の増上寺光摂殿で営まれた。二谷さんの一人娘友里恵さん(47)の元夫の郷ひろみ(56)も駆け付け、2人の娘と12年ぶりに再会。悲しみの場での対面となった。

郷は通夜開始から10分後に姿を見せた。香典を持った両手をおなかの前で組み、報道陣の前を通って祭壇へ向かった。

焼香を終えると、遺族側に一礼。2人の娘と目が合ったかどうか定かではないが、久々の再会。10分足らずで会場を後にしたが、12年ぶりに対面した愛娘の姿は郷の目にどう映ったのだろうか。

最後に会ったのは2000年5月。父娘でありながら、友里恵さんと離婚したことで、長女薫子(ゆきこ)さん(22)、次女新子(わかこ)さん(19)に容易には会えない状態が続いていた。娘との面接交渉を妨害されたとして友里恵さんを訴えたこともあった。そこまでしても、2人に会いたがっていた。

郷にとっては「目に入れても痛くない」存在だ。89年、薫子さんの誕生直後は「かわいくて仕事にならない」と親バカぶりを披露。友里恵さんが再婚してからも、折に触れて子供のことを気にかけてきた。

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共同通信:元夫、日本の法制度への“怒り” 長女と再会にも心境複雑 離婚後「連れ去り」事件

元夫、長女と再会にも心境複雑 離婚後「連れ去り」事件

 24日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーで記者会見し、長女の写真を手に再会について語るモイセス・ガルシアさん(共同)

【ミルウォーキー共同】米国在住の元夫に無断で長女(9)を日本に連れ去ったとして、日本人女性(43)が米国で親権妨害罪などに問われた事件で、元夫の医師モイセス・ガルシアさん(39)は24日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで記者会見し、約4年ぶりに長女が戻り一緒に生活できるようになった感想を語った。

ガルシアさんは「娘と一緒にいられるようになってうれしいが、(米国で親権を持つ自分が娘と一緒になれない)日本の法制度への怒りもある。理由も分からず慣れ親しんだ日本から米国に連れてこられた長女の気持ちを思うと悲しい」と複雑な心情を述べた。

2011/12/25 16:16   【共同通信】
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「親権妨害」に見る「日本の司法の闇」、後藤富士子弁護士(最新論文)

「親権妨害容疑 米で逮捕」(毎日新聞10月27日夕刊)。米国に住むニカラグア国籍の元夫(39)との国際結婚で生まれた女児(9)を無断で米国から日本に連れ出したとして、日本人女性(43)が親権妨害容疑で米国ハワイ州保安局に逮捕された。

女性は、02年2月に結婚して女児を出産。米国ウィスコンシン州で暮らしていたが、08年2月に子どもを連れて日本に帰国。09年6月に米国で離婚が成立し、元夫に親権が認められた。一方、女性は、親権者の変更を求めて神戸家裁伊丹支部に家事審判を申立て、今年3月、女性の親権を認め、元夫と子どもに米国で年間約30日間面会することを認める審判がされた。4月7日、女性は永住権を更新しようとホノルルへ行ったところ、ウィスコンシン州から親権妨害容疑で逮捕状が出ており、ハワイ州保安局に逮捕された。

女性は、刑事裁判で一旦無罪を主張したが、長女を戻す代わりに量刑を軽減する「司法取引」に応じた。釈放されるとGPS(全地球測位システム)機器を装着されるという(朝日新聞11月22日夕刊)。

なお、日本の家事審判は、双方即時抗告し、大阪高裁に係属中。

 

女性が長女を連れて日本に帰国したのは離婚成立前―すなわち父母の共同親権下であった。米国の裁判で元夫に親権が認められたのは、裁判中に女性が子どもを連れ去ったからであろう。というのは、米国では、子どもの健全な成育のために政策的に離婚後も父母の共同養育を原則としており、その政策を貫徹させるために、配偶者の共同親権を妨害するような親から親権を剥奪するのである。これは、別居親との面会交流に積極的な親を同居親とする「友好的親条項」と同じで、司法は、政策理念を実現するのに効果的な力をもっている。ここが、日本の司法と決定的に異なる。

日本では、「子どもの健全な育成」のために父母の共同養育が重要とは未だに考えられていない。未婚や離婚の場合には、単独親権であることが「子どもの健全な育成」の前提であり、父母間の協議により決められないときには、「子の福祉」(「最善の利益」ではない)の見地から、官僚裁判官が行政処分として単独親権者を決めるのである。しかも、「母親優先の原則」や「連れ去り者勝ち」という「既成事実優先の原則」により単独親権者が指定されるので、「連れ去り」「引き離し」の「親権妨害」が助長される。神戸家裁伊丹支部が親権者を女性に変更する審判を下したのも、日本の家裁実務の典型である。むしろ、女性は、日本の単独親権制をめぐる家裁実務を当てにしたからこそ、子どもを連れて帰国したのであろうし、それを支援する弁護士も少なくない。そして、日本で親権者変更の審判を勝ち取ると、女性は「永住権を更新する」ためにハワイへ渡った。米国の司法に背きながら「永住権」とは、どういう料簡であろうか。「モンスターペアレント」さながらのモラル崩壊である。

 

ところで、このような「親権妨害」は、DV防止法が平成16年に改正されてから、多発している。ある日突然に、妻が子どもを連れて行方をくらます。突然失踪した妻子を案ずるのは夫として当然であり、警察に相談に行くと、DV防止法8条の2「被害を自ら防止するための警察本部長等による援助」の規定による「住所又は居所を知られないようにするための措置」の援助申出(捜索願不受理届)が妻から出されていて、夫は「真昼の暗黒」を実感させられる。そして、弁護士が盾になって、居所を秘匿したまま、離婚と婚姻費用分担の調停を申立ててくる。しかも、夫が知らないうちに、健康保険の「被扶養者」から外れていたり、生活保護を受給していたりする。このように、本来の制度が、「DV被害者の自立支援」を錦の御旗にして、全く「別ルート」で作動し、司法もそれを容認する。長期に亘り子どもと会えない夫は、冤罪死刑囚に匹敵するような絶望に陥る。

このような現象は、極めて不自然で作為的なものであり、全く同じパターンで多発している。それは、「DV離婚事件処理マニュアル」があり、それに基づいて「仕掛けられる」からである。この種の「マニュアル」では、子どもを連れて行方をくらまし、夫と接触しないまま、早期に離婚判決を得ることが基本方針とされている。そして、子どもとの面会交流についても、「子どもの権利」であることを理由に、面会させないのである。「DV被害者」と妻が言いさえすれば、行政は「別ルート」システムを作動して、妻子を夫から匿う。そして、「親権妨害」について、司法は民法の不法行為とさえ認めない。これでは、司法不在というほかない。

翻って、「DV防止法」は「男女共同参画」政策として推進されているが、全く欺瞞的である。「男女共同参画」というなら、未婚や離婚も含め、全ての子どもに対し「父母の共同子育て」を保障する政策を推進すべきである。そして、「カネ至上主義」「カネ万能主義」に偏向しない、質実剛健な「男女共同子育て支援」策を実施すべきである。

 

日本の司法は、「子の福祉」という価値判断を伴う事象について殆ど思考停止のまま、憲法や民法の価値観にも不感症であることを露呈している。それは、離婚と単独親権制によって、子どもの生育環境が著しく悪化し、社会不安と人生の不幸がもたらされている過酷な現実を見ようとしないからである。その点では、「司法」というより、弁護士を含む「法曹」の欠陥というべきかもしれない。

ところが、法曹人口や法曹養成制度をめぐって、弁護士会は改革の逆コースに舵を切ろうとしている。単独親権制がもたらす悲惨な紛争と親子の不幸を理解せず、「DVでっち上げ」をゴリ押しし、「親権妨害」を違法でないと言い張る等々リーガルマインドが欠如した法曹―これが日本の法曹である。このような法曹こそ、駆逐されるべきであろう。

(2011.12.5  後藤富士子)

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