青木聡、蓮見岳夫、宗像充『子どもに会いたい親のためのハンドブック』

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『子どもに会いたい親のためのハンドブック』『子どもに会いたい親のためのハンドブック』

青木聡・蓮見岳夫・宗像充+共同親権運動ネットワーク・編著
(A5 判並製/ 224 頁/定価: 本体1,700 円+ 税)

夫とケンカした際家を追い出され、その後子どもと会わせてもらえなくなった。
子どもを連れて妻が実家に帰ったきり戻ってこず、子どもとも会わせてもらえない。夫婦間の関係はどうあれ、
それを理由に親子関係を絶つ権限が子どもを見ている親にあるわけではありません。
離婚後も、双方の親が子どもの養育の責任を引き続き担っていくことをめざして、共同養育を模索するための手引き。

 

目次
1●もしも子どもに会えなくなったら
2●片親疎外とは
3●裁判所で気をつけること
4●子どもと会うためにできること
5●養育プラン
6●共同養育・面会交流の実際【ご案内】

私たち「子どもに会いたいのに会えない親」が
2008年2月に活動をはじめて5年が経ちました。
その間、民法改正など若干の前進がありましたが、
以前として「親の別れ」をきっかけに、
生き別れになる親子は毎日のように生じています。

子どもに会いたい親の相談を受けてきた中で、
子どもとの再会につなげていくためのノウハウ、
役に立つ有益な情報を1冊にまとめることが以前から求められてきましたが、
ようやく形にすることができました。

本書では、各章で実際に子どもと引き離された状況において、
何を把握し、裁判所や支援を受けるために、
そういった機関の実態がどのようなものであるかを具体的に解説しています。
また、「片親疎外」や海外で実際に行われている養育プランの内容を
実証研究の成果も踏まえて詳細に紹介しています。

特に「別れたあとの共同子育て」について理解してこなかった
法制度や裁判所の厳しい現状を指摘するとともに、
そんな中においてもどうやったら、子どもと会う希望を失わず、
「子育て」を続けていくことができるかといった、
実体験を踏まえた心構えも説いています。
海外の同様の書の翻訳に止まらない実践的な内容となっています。

本書が、一組でも多くの親子の再会への一助となることを期待して止みません。

2013年1月15日  宗像 充